UFC299:第3試合・ロベリス・デスパイネ vs. ジョシュ・パリジアン

ヘビー級。

UFCデビューとなるデスパイネロンドン五輪テコンドーキューバ代表として銅メダルを獲得。2019年、31歳でMMAに転向した。プロデビューは2022年で、ここまで4試合連続1RKO勝ちだが、初戦こそ4分54秒だったものの、その後は12秒・3秒・4秒しか戦っておらず、相手の戦績も3試合がデビュー戦、残り1試合は1勝0敗の2戦目の相手と、UFCレベルにあるかはわからないままの契約となる。リーチ221cmはジョン・ジョーンズを抜いてUFC史上最長。35歳。

パリジアンはUFCヘビー級の下の方で2勝4敗。勝った相手はDEEPメガトン級王者のロッキー・マルティネスと、HEATヘビー級王者のアラン・ボドゥで、両者ともに1勝も出来ずにUFCをリリースされており、実質現UFC最弱ファイター。15勝中11KOのストライカーだが、簡単にテイクダウンを許す反面、ガードから腕十字の仕掛けなどを見せる器用さも持ち合わせている。34歳。

この相手に勝てないようだと、デスパイネUFCでの扱いが厳しくなる。

ノーガードで出たデスパイネ。右オーバーハンド、アッパー。ハイキックを放ったがスリップしたデスパイネ。立ったところにパリジアンがパンチで出る。しかしデスパイネ下がりながらの右フック。ヒットしパリジアンダウン!パウンドを打ち込みレフェリーストップ!

殺傷能力の高いパンチがUFCでも炸裂。これで4試合連続20秒以内のKO勝利。

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