UFC301:第11試合・アンソニー・スミス vs. ビトー・ペトリーノ

ライトヘビー級。スミス10位、ペトリーノは一時15位に入っていたが、現在はランク外。

元タイトル挑戦者でフィニッシャーのスミスだが、ここ4戦で1勝3敗。下位ランカーに連敗し、ランキングも2桁まで落ちた。前回はカリル・ラウントリーJr.に3RでKO負け。今回が57戦目となるベテランで、ダメージの蓄積も気になる今日このごろ。35歳。

地元ブラジルのペトリーノは3月に試合をしたばかりで約2ヶ月間隔での連戦となる。昨年3月にUFCでデビューしたばかりだが、ここまで4連勝中。プロキャリアでも全勝。11勝中7KOのストライカー。前戦は元ランカーのタイソン・ペドロと対戦し、慎重な試合となったが、3Rにタックルからテイクダウンを奪い、バックキープする展開で判定勝ち。オッズは大差でペトリーノがフェイバリットとなっている。26歳。

カーフを蹴るスミス。ペトリーノが圧を掛けてきた。じわじわ下がるスミス。ジャブから右を入れるペトリーノ。スミスも右を返す。カーフを連打したスミスだがケージを背負う。ペトリーノボディブローからタックルへ。スミスギロチン。クローズドガードでがっちり絞める!ペトリーノタップ!

ペトリーノキャリア初黒星。ちょっと不用意だった。ギロチンに捕らえられた体勢でそのまま倒れ込んでしまった。スミスのギロチンを甘く見ていたか。

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