UFC on ESPN57:第8試合・ティアゴ・モイゼス vs. ルドビト・クライン

ライト級。ともに3月に勝利してから、インターバル3ヶ月での出場。

モイゼスはUFC7勝5敗。昨年9月のフランス大会でブノワ・サン・デニにパウンドアウトされると、3月には相手の欠場により、コンテンダーシリーズでKO負けしているUFCデビュー戦のミッチ・ラミレスと対戦。カーフを効かせてダウンを奪うと、引き込んだラミレスの足に蹴りを入れ続けて、ラミレスが戦意喪失してKO勝ち。中堅以上ランカー未満の29歳。

スロバキアのクラインもUFC5勝2敗1分けと勝ち越しており、ライトに上げてからは4勝0敗1分け。ランキングが見えてきている者同士の対戦。ボクシング・柔術がバックボーン。3月の試合は、モイゼス同様直前で相手が欠場し、コンテンダーシリーズで負けている本来フェザー級のA.J.カニンガムと対戦し、1RKO勝ち。

オーそのモイゼスにクラインはサウスポー。インローを入れるモイゼス。タックルへ。切ったクライン。モイゼスケージに押し込む。両脇を差したクラインが押し返すとヒザを入れ、離れ際にヒジを入れた。モイゼスインローに右フックを合わせる。残り1分。クラインインロー。クラインの左が入りモイゼスふらついてダウン!すかさずパウンドラッシュ!バックから殴るクラインだが、モイゼス立ち上がり凌いだ。四つで組んでケージに押し込むクライン。ホーン。

1Rクライン。

2R。お互い見合い。手が出ない。モイゼス右ハイ。インロー。クラインのパンチに下がった。インローを入れるモイゼスだが、クラインもインローを打ち返す。足が流れるモイゼス。左ボディから右フックを入れたクライン。モイゼスのタックルを脇を差して防ぐと離れ際にヒザ。残り1分半でタックルに入るモイゼス。受け止めたクライン。入れ替えて離れた。ケージに詰めて左ミドル。モイゼスのパンチをかわしてタックルに。テイクダウン。モイゼス足関へ。膝十字!しかし外れた。すぐにパウンドを入れるクライン。ガードを取るモイゼスにヒジ・鉄槌。ホーン。

2Rクライン。

3R。モイゼス右ハイ。クラインのローブローでタイムストップ。再開後、モイゼスタックルに。しかし脇を差して受け止めたクラインがケージに押し込んで肩パンチ。離れる。クラインのインローにタックルを合わせたモイゼスだが、足に触れさせずに切ったクライン。モイゼスまたタックル。脇を差して防いだクラインだが、差された腕を小手に巻いて小手投げでテイクダウン。が、クライン押さえ込まれる前に立つ。ヒジを入れて離れた。クラインのミドルがヒット。一瞬遅れて腹を押さえて倒れ込んだモイゼス。クライン鉄槌連打。が、レフェリー止めず。ハーフから腕を掴んで耐えるモイゼス。シングルレッグに入ったがタイムアップ。

三者30-27でクライン勝利。

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