PFL2024#4:第6試合・オレグ・ポポフ vs. ダヴィオン・フランクリン

ヘビー級リーグ戦だったが、急遽出場が決まったフランクリンがヘビー級リミットを2.5ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。ポポフ2位・5点。

ポポフは昨年2月のBellatorでBellatorデビューし、ゴカン・サリカムに勝利したのみだったが、昨年末のBellator最終ランキングでは10位に入っている。リーグ初戦はBellatorランキング3位のスティーブ・モウリーとの対戦で、モウリーからバックを取られる展開で落としたが、2Rにモウリーがスタミナ切れで消耗し、パウンドアウト勝利。32歳。

当初の相手ブラゴイ・イヴァノフが欠場、さらに代役のマルセロ・ヌネスも欠場。Bellator6勝2敗のダヴィオン・フランクリンが2戦目からPFLリーグ戦に出場する。

フランクリンは奨学生としてジャクソン・ウィンクMMAでトレーニングを開始すると、プロデビューからBellatorと契約。デビューから5連勝したが、マルセロ・ゴルムに3Rチョークで敗れ初黒星。昨年10月にはスリム・トラベルシにバックを取られて膝を打ち込まれる展開から、立ち際にタックルでテイクダウンされた際に膝を痛めてKO負けした。一時はランキングに入っていたこともあるが、最終的にはランク外に落ちている。29歳。

両者オーソドックス。パンチで出たフランクリンだが、ポポフシングルレッグでテイクダウン。立ったフランクリンだがなおもボディロック。テイクダウンしたが倒され際に入れ替えて立ったフランクリン。出るフランクリンにポポフが右オーバーハンドをヒット。ポポフダブルレッグ。テイクダウンしたが、倒された勢いで後方に投げて立ったフランクリン。ポポフのジャブ、右オーバーハンドがヒット。ポポフまたタックル。また倒され際に巴で投げて立ったフランクリンだが、ポポフすぐまたタックル。また巴を狙ったが今度は失敗して押さえ込まれた。サイドからクルスフィックスで固める。身動きが取れないフランクリンにアメリカーナを狙う。外れた。ケージを蹴って後転して脱出したフランクリンだが、なおもバックについているポポフ。立ったがバッククリンチから後方に倒してテイクダウンするとすぐまたクルスフィックス。残り30秒。しかし押さえ込むだけで、そこからパウンドを入れるまでには至らない。ゴング。

1Rポポフ

2R。ジャブを突くポポフ。もらっているフランクリンだが下がらない。ポポフまたシングルレッグ。ケージを背負って耐えるフランクリンだが倒された。背中を向けて立つが、なおもテイクダウンを狙うポポフ。倒した。フランクリン疲れている。背中を向けて立ったフランクリンだが、ポポフ放さずシングルレッグへ。こらえてパンチを入れたフランクリンだが倒された。亀になるフランクリン。バックから殴るポポフポポフも疲れている。弱パンチのみ。ゴング。

2Rポポフ

3R。ポポフすぐタックル。ケージでこらえていたフランクリンだが、ポポフシングルレッグで倒した。ハーフで殴るポポフ。しかし両者疲れている。ポポフのパウンドも止められほどの威力がない。凌ぐだけのフランクリン。ポポフも密着したまま殴るだけ。フィニッシュを狙う気配もない。タイムアップ。

判定30-27×2、30-25の3-0でポポフ勝利。8点で決勝トーナメント進出。モルダフスキーも決勝トーナメントが確定。

  1. オレグ・ポポフ・8点👑
  2. *ワレンティン・モルダフスキー・6点👑
  3. ティム・ジョンソン・6点
  4. ダニエル・ジェームス・5点
  5. *デニス・ゴルツォフ・4点
  6. タイレル・フォーチュン・3点
  7. セルゲイ・ビロステニー・3点
  8. *リントン・ヴァッセル・0点
  9. *チアゴ・サントス・0点
  10. マルセロ・ゴルム・0点
  11. ダニエル・マルケス・0点
  12. ヴィオン・フランクリン・-1点
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