【写真】昨年11月のAB戦では積極的な打撃戦を展開して勝利したキャプテン☆アフリカ (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
12日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されるShooto2020#04 V0l.04のメインで、修斗世界ライト級王座を賭けて川名雄生と戦う──出花宗太郎ことキャプテン☆アフリカ。
アテネ五輪柔道73キロ級最終予選3位、剛の組みでグラップリングでも活躍してきた修斗のキャップが、客入れして行われる大阪大会でも世界戦への意気込みを語った。
──川名選手との修斗世界ライト級王座決定戦が迫ってきました。今回は修斗として3月の渋谷大会以来となる、ファンの観戦が可能になる大会です。
「無観客大会も行われていましたが、川名選手が私の地元である大阪での試合に応じてくださって、せっかくの地元で行われる世界戦なので応援してくれる皆の前で戦いたいというのはありました。そしてこの状況のなかで、お客さんが来てくれるというのは嬉しいです。
それでも観客席に制限があるために、応援してくれるのにチケットが行き渡なかった方もいて申し訳ない気持ちです」
──それはこの情勢ですし、致し方ないですね。
「とにかく、このなかで応援して下さる方には感謝の気持ちでいっぱいです。お客さんの前で試合ができることは、私は本当に嬉しいです」
──3月に試合が発表されていましたが、直後に世の中が代わり、4月には緊急事態宣言。その頃には休館になるジムが殆どでした。この試合に向けての練習に関しては、問題はなかったですか。
「大会も含めて少し発表が遅かったら、その時期を逃してしまっていたかもしれないですね。私の試合以外はなかなかアナウンスされることなかったですし、あのタイミングでないと世界戦も大会もどうなったのか分からないです。実際、一つ前の大会は無観客になっていますし、色々な意味で流れが自分にきているなって思います。
大阪で、観客が来てくれる状況で世界戦ができるので。大阪でやるんやったら、絶対に観客を入れて欲しいというのはありました。6月28日に無観客でやるなら、観客を入れて2週間延期で良かったです。2週間ズレても減量のペースが楽になったぐらいで。2カ月とか、3カ月だと気持ちも途切れるのですが、2週間ぐらいなら変わりないですからね。
ただ私が所属するコブラ会でも緊急事態宣言の間はジムは休館していました。出稽古で通っているボクシングジムも閉まっていました。それでも工夫して練習してきましたし、他に何もすることがないので外を走ったり、ウェイトをしたりとかして、いつもより練習する時間は増えました。
私は自営業なので、仕事の方も都合をつけることができますし。コブラ会が開いてからは、一般の会員さんは距離を取ったりしてクラスが再開していますが、プロはこれまでのように練習できています」
──王座を賭けて戦う川名選手の印象を教えてもらえますか。
「強い選手ではありますが、絶対に勝てないというような強みがあるわけではないです。勝つチャンスは絶対にあります。倒せない選手ではないと思います。世界とか、国内にももっと強い選手が同じ階級にいますし。私にとってチャンスで……ただ川名選手の方がキャリアもあって、環太平洋のチャンピオンなのに私の地元で戦うことを了承したのは、凄いです。ある意味、感謝しています。
KO勝ちとかピックアップされたりしていますが、しっかり3Rを使って相手をコントロールして勝つ選手です。ケージ際の攻防や試合運びも上手いし、そこがMMAをずっとやってきているキャリア、強さなのかと」
──キャプテン☆アフリカ選手はバシっと投げて、ズバッと極めるイメージがありますが、川名選手のねちっこい展開への対策は?
「MMAファイターは壁を使うことが多いのですが、私は自分の特徴を生かす練習をしてきました。それでも当然のように壁の意識もしています。ストラッサー起一選手や岸本泰昭選手たちとずっとやってきていますし、川名選手が壁が上手いといっても起一さんとかとはレベルが違うと思っています。そういう選手達と壁の練習してきているので、自信にはなっています」
<この項、続く>
■プロ修斗公式戦対戦カード
<修斗世界ライト級王座決定戦/5分5R>
川名雄生(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<修斗暫定世界フライ級王座決定戦/5分5R>
前田吉朗(日本)
福田龍彌(日本)
<フライ級/5分3R>
小巻洋平(日本)
本田良介(日本)
<フェザー級/5分3R>
南出剛(日本)
服部賢大(日本)
<ライト級/5分2R>
山本健斗デリカット(日本)
ムテカツ(日本)
<バンタム級/5分2R>
西村大地(日本)
宇田悠斗(日本)
<ライト級/5分2R>
青柳洸志(日本)
鍵山onion雄介(日本)
<ウェルター級/5分2R>
林RICE陽太(日本)
石田拓穂(日本)
【プロ修斗観戦ルール】
■開場時間は13時30分としておりますが、ご入場の際の手順に時間の余裕をもたせる為、13時00分よりロビー開場致しますので、諸々のお手続きをお済ませ下さい。
■ご入場の際
・マスクの着用(4歳以上のお客様は必ず着用)
・大阪府指定、コロナ追跡システムの登録。会場指定QRコードのスキャンをお願い致します。
・ご入場の列を形成する場合、お客様同士距離をとってお並び頂きます。
・検温、手の消毒
・チケットの半券はスタッフの前で、お客様自身でお切り頂きます。
■観戦時
・館内での飲食の持ち込みは禁止させて頂きます。
・こまめな手洗い、うがいを心がけてください。
・飛沫感染を防ぐため、暫くの間は歓声や声援ではなく、拍手で選手の応援をお願い致します。
・必ずチケットに記載してあるお席でご観戦下さい。
・立ち見はできません。通路等に立ち止まっている方がいらっしゃった場合、係員がお声掛け致します。お聞き入れ頂けない場合はご退場頂く場合がございます。
■終演後
・規制退場の実施。指定の場所から順番にご退場頂きますので、終演後はご自分のお席でお待ち下さい。
・ゴミが出ないようご協力下さい。ゴミは各自お持ち帰り下さい。
■その他
・選手の会場入り待ち、出待ちはお断り致します。
・選手に触る等の行為はお止め下さい(ハイタッチ、ボディタッチ、握手等)
・選手へのプレゼント、差し入れは辞退させて頂きます。
・選手のファンサービス等は当面の間、実施致しません。
■以下に該当されるお客様のご入場をお断り致します。
・平熱を越える発熱(37.5度以上)
・咳、くしゃみ、のどの痛み等風邪の諸症状がある方
・臭覚、味覚の異常がある方
・同居家族や身近な方に新型コロナウィルス感染が疑われる方がいる場合
・ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、妊婦の方や体調に不安がある方はご無理なさらず、慎重なご判断をお願い致します。
・当社の興行運営にご協力頂けない方はご退場頂く場合がございます。