PANCRASE346:第11試合・濱田巧 vs. ラファエル・リベイロ

フライ級。濱田2位。

濱田はキックから転向してここまで4戦全勝。ランキングもメインでタイトルマッチを行う王者 vs. 1位に次ぐ2位まで上昇している。勝てば年内の王座挑戦の可能性が出てくる。無敗で王座を獲得し、来年のRoad to UFC出場を目指している。29歳。

リベイロはブラジルでキャリアを積み7勝3敗。ボンサイ柔術所属となっており、今回は1ヶ月前に来日してボンサイ柔術でトレーニングしているが、サンパウロのホドリゴ・シーブラ・チーム所属。現UFCファイターのフェリペ・ドス・サントスと2022年に対戦し、スプリット判定負けしている。26歳。

両者オーソドックス。リベイロがジャブで牽制。ワンツーを入れると組みに行く。ケージに押し込んだ。サバ折りしながら外掛けでテイクダウン。バックからたすきにとってハーフバック。立ち上がる濱田を投げたが、濱田はすぐにまた立つ。なおも放さずテイクダウンを狙うリベイロ。ケージでこらえて正対した濱田。リベイロ離れた。パンチで出ていく濱田。リベイロ左右のパンチをヒット。ミドルが入りちょっと嫌がったリベイロ。パンチを入れるリベイロにまたミドル。前蹴り。濱田パンチでえ出てまた前蹴り。明らかに嫌がっているリベイロ。残りわずかでリベイロタックル。尻もちを着かせた。ホーン。

ジャッジ三者リベイロ。

2R。すぐ距離を詰めたリベイロがタックル。スタンドバックに。放してまたすぐタックル。濱田が腹にヒザを連打する。離れた。ジャブ、ボディブローを入れる濱田。またミドル。リベイロもパンチで出るが、濱田のパンチで一瞬ぐらつく。すぐにタックルに入るリベイロ。切った濱田。カーフキック。左右のパンチを入れるリベイロ。またミドル。左右のパンチを入れる。リベイロタックルにつなげたが、濱田受け止めて離れた。濱田左フック。リベイロもパンチで打ち合う。タックルからテイクダウンを奪うが、濱田すぐに背中を向けて立ち上がり正対。離れた。ホーン。

ジャッジ一者リベイロ、二者濱田。

3R。リベイロがパンチからタックルに入るが切った濱田。逆にリベイロのミドルをキャッチしたままパンチを入れる濱田。シングルレッグで倒したリベイロ。濱田反転して上になるが、リベイロもすぐに植えを取り返す。バックに回った。チョークを狙うが足のロックがなく濱田反転して上を取る。しかしその瞬間に三角!三角十字。しかし濱田腕を引き抜いてサバいてハーフで押さえ込んだ。そのまま鉄槌を入れる濱田。ガードに戻すリベイロ。押さえ込んだまま殴っていく濱田にリベイロは下から殴る。残り1分。濱田残り10秒で体を起こして左右のパウンドラッシュ。タイムアップ。

29-28リベイロ、29-28濱田、29-28濱田。スプリットで濱田勝利!

3Rの三角十字のピンチを乗り越えて最後にパウンドラッシュして取り返した。

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