PANCRASE346:第10試合・高城光弘 vs. オタベク・ラジャボフ

バンタム級。髙城6位。

髙城は5連勝でランキングも6位まで上昇。最後に敗れた5年前のワン・リザマ戦以来の国際戦が組まれた。ドミニク・クルーズをリスペクトしており、ドミニクステップを駆使する28歳。

ダジキスタンのラジャボフはプロデビュー戦だが、同じタジキスタンでメインでタイトル挑戦するサロハイディノフと同じく、アマチュアMMAのIMMAFでキャリアを積んでおり、2022年・2023年と連覇。サロハイディノフ同様、プロデビュー戦からランカーとの対戦となる。21歳。

オーソドックスのラジャボフに、髙城はスイッチを繰り返しステップ。間合いを詰めるラジャボフ。右を一発ヒット。さらにジャブ。ケージ際まで圧される髙城。カーフキックを入れるラジャボフ。ワンツー。ボディ。バックブローを打ち込んだ髙城。そのまま組み付く髙城をケージに押し込む。シングルレッグから大内テイクダウンしたラジャボフ。髙城ラバーガード。ラジャボフはボディにパウンド。ケージを使って立ちに行く髙城。立った。押し込んでヒザを入れるラジャボフ。動きがなくブレイクがかかる。すぐにまた出るラジャボフ。パンチからまた押し込み。髙城ヒジを一発入れると入れ替えて逆にタックルを狙ったがホーン。

1R一者髙城、二者ラジャボフ。

2R。ラジャボフがまた圧を掛ける。バックスピンキック。左ハイ。組んだ髙城にヒザお入れる。しかし髙城は前蹴りをサバいて組み付いてスタンドバックに。シングルレッグに切り替える髙城。正対して入れ替えたラジャボフ。離れ際にバックブローを放ったラジャボフだが空振り。四つに組んだラジャボフがケージに押し込む。足を掛けてテイクダウンを狙う髙城。ラジャボフはこらえながらパンチを入れる。入れ替えて腹にヒザを入れると髙城離れた。ラジャボフ右。髙城のバックブローのタイミングで組み付いたラジャボフ。正対した髙城だが、ラジャボフまた押し込みながらヒザを入れる。ラジャボフ外掛けテイクダウン。体を起こして座った体勢の髙城。その体勢のままホーン。

2R三者ラジャボフ。

3R。またプレスするラジャボフ。ジャブ。髙城ミドルを入れた。バックブローから組み付いた髙城。ダブルアンダーフックから大内を仕掛ける。さらに脇をくぐってバックを狙うが回らせないラジャボフ。脇を差されたまま入れ替えたラジャボフ。髙城はレベルチェンジしてシングルレッグに入るが、ラジャボフ小股すくいで豪快に持ち上げて投げた。サイド。バックに回りチョーク。四の字バックから顎ごと絞めるラジャボフ。体を反らされて絞められると髙城タップ!

フィジカルが相当強い。わかってはいたが、技術的にもプロデビュー戦のレベルではない。サロハイディノフと同じく、次にトップランカーと対戦して、その次がタイトルマッチでもおかしくない。

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