UFC304:第3試合・サム・パターソン vs. キーファー・クロスビー

ウェルター級。

地元イギリスのパターソンは昨年3月にUFCデビューし、ここまで1勝1敗。初戦はライト級で、UFCデビュー戦の相手に秒殺KO負け。ウェルターに上げた2戦目はUFC1勝2敗のヨアン・レイネス相手にタックルをがぶってバックに回り、チョークで一本勝ち。いずれも短時間決着。28歳。

SBGアイルランド所属のクロスビーは昨年9月にUFCデビュー。マクレガーの長年のチームメイトで、マクレガーと同じく生活保護を受けていた。大金を稼ぐことを目標に、念願のUFCとの契約を果たしたものの、初戦は同じUFCデビュー戦のケビン・ジュセ相手に1Rに投げられると簡単にチョークを取られて一本負け。UFC参戦前はBellatorに参戦していたが、前座の試合がほとんどで、UFCレベルにあるかはわからない。34歳。

ライトから上げてきたパターソンだが、身長・リーチで上回る。前蹴り。遠い間合いをキープ。クロスビーが詰めるがパンチの連打をヒット。クロスビーはカーフキック。詰めてきたクロスビーにアッパーをヒット。効いて下がったクロスビーに詰めて連打を入れたパターソンだが、クロスビー詰めて組み付く。が、パターソンが四つでクラッチしてテイクダウン狙い。ケージを掴んで防ごうとしたクロスビーだが倒された。マウントになっている。パターソン肩固め。サイドに出て絞める。しかし浅いのかクロスビータップせず。一度マウントに戻ったパターソン、クラッチを組み直してまたサイドで絞めた。クロスビー、今度はすぐタップ。

パターソン快勝。ウェルターに上げて2連勝。

クロスビーは2戦続けての1R一本負け。テイクダウンされる瞬間のケージつかみを見ても、UFCレベルではキツいか。

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