ウェルター級。
かつてのミスターPFL・クーパー。2019・2021年に優勝し100万ドル獲得。が、2022年シーズンは初戦体重オーバーの末に判定負けで、決勝に勝ち進めず。2023年は出場しなかったが、決勝大会でUFCから移籍したばかりのデレク・ブランソンとワンマッチで組まれる。が、階級上のミドルにも関わらず体重オーバーした上に、ぶよぶよの腹で一方的に攻められる展開で判定負け。今年2月のBellatorとの対抗戦では、昨年優勝のマゴメドケリモフの代役としてBellator王者ジェイソン・ジャクソンと対戦したものの、カーフを効かされてダウンし、パウンドを打たれると頭を抱えて背中を向ける、完全な戦意喪失でのTKO負け。200万ドルをゲットしたことが原因かはわからないが、弱くなった頃のボブ・サップのように、心が折れるのが早くなってしまっている。31歳。
ベルカモフは後にレイ・クーパーとも対戦したブレット・クーパーに勝利しACB王座を獲得。コロナ禍のブランクを経て、2021年からBellatorに参戦し、ここまで2勝1敗1NC。敗れた試合は昨年3月のロレンツ・ラーキン戦。30歳。
ベルカモフシングルレッグ。持ち上げて倒したが、倒され際にすぐ立つクーパー。今度はクーパーがボディロックからテイクダウンしハーフ。肩固めをセット。外れたがハーフで押さえるクーパー。下からXガードで潜るベルカモフ。立った。ベルカモフ首相撲に捕らえるとヒザ。ヒットしたクーパー、動きが止めっている。膝を連打するベルカモフ。離れたベルカモフ。また膝。テンカオに組み付いたクーパー。パンチを入れる。足が止まっているクーパー。ベルカモフ左ハイ。残りわずかでタックルで倒したクーパーだがホーン。
1Rベルカモフ。
2R。パンチで出るクーパー。距離を取るベルカモフ。逆にシングルレッグに入ったが、クーパー切った。距離を取りパンチを入れるベルカモフ。テンカオ。関節蹴り。クーパーを近寄らせない。距離を取りながらワンツーを入れるベルカモフ。クーパーのパンチは距離をt取られてヒットせず。ベルカモフシングルレッグ。倒せず離れる。左ボディを入れるベルカモフ。ジャブを入れるベルカモフ。ホーン。
2Rベルカモフ。
3R。カーフを蹴るベルカモフ。右フック。ジャブで出るクーパーが右を打ち込んだ。ヒットして首がのけぞったベルカモフ。しかしタックルへ。テイクダウンしたベルカモフ。クーパーすぐに立つが、ベルカモフバッククリンチからテイクダウン狙い。倒して膝を着かせた。クーパー亀で止まった。ハーフバックで動けないクーパー。立っても倒されるのを繰り返す。残り30秒でようやく立った。正対して離れる。出るクーパーだが、ベルカモフが下がりながらパンチをヒット。タイムアップ。
29-28ベルカモフ、29-28クーパー、29-28ベルカモフ。スプリットでベルカモフ勝利。
クーパー、2度目の100万ドルを獲得してからに陥った負のトンネルから抜けられず。