UFC251:第9試合・アマンダ・ヒバス vs. ペイジ・ヴァンザント

女子フライ級。ヒバスはストロー級の14位、ヴァンザントはランク外。

ヒバスは昨年6月にUFCデビューして以来3連勝中。無敗だった柔術世界王者・マッケンジー・ダーンにも判定勝ちしている。柔道・柔術のキャリアがあり、ダーン戦はパンチで圧倒した。今回からストロー級から階級を上げる。

ヴァンザントも元はストロー級で、20歳でUFCデビューすると3連勝。次代のスタートして期待され、ダンス経験があるためアメリカの有名ダンスリアリティショーに出演して知名度も得たが、本業では次第に失速。ナマユナス、ウォーターソンに一本負けすると、階級を上げた初戦では腕を負傷し判定負けした上で1年のブランク。再起戦でもテイクダウンを取られる苦しい展開だったが、バックマウントを取られた体勢から相手を前に落とし、パウンドから腕十字で逆転勝利。この試合で契約満了となり、本人は他団体での評価も聞いてみたいとフリーエージェントになることを宣言している。

アップライトに構えて間合いを詰めるヒバス。首相撲から膝。ヴァンザントがボディロックするが、ヒバス首投げでテイクダウン。袈裟固め。バックを狙うヴァンザントから逆にバックに回ると抱え十字に。返そうとしたヴァンザントだが抜けられずタップ!

ヒバス4連勝。かつてのスター・ヴァンザント、大きく評価を落としてのフリーエージェントに…。

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