UFC on ESPN+100:第5試合・フェリペ・ドス・サントス vs. アンドレ・リマ

フライ級。

サントスは昨年9月、代役としていきなりランカーのマネル・ケイプUFCデビュー。負けたがケイプの打撃に引かずにガンガン打ち合って沸かせ、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2戦目はUFC2勝2敗のアルタミラノに組まれてテイクダウンされる展開で苦戦し、押される展開でのスプリット判定勝ち。接戦だったが、メディアのジャッジではアルタミラノ支持が多かった。シュートボクセ・ディエゴ・リマ所属で、アグレッシブな打撃が持ち味。23歳。

リマは3月のUFCデビュー戦では、同じUFCデビューのイーゴル・セベリーノ相手に互角の展開から、2Rにセベリーノの噛みつきがあり反則勝ち。6月の2戦目は打撃でリードしての判定勝ちだが、計量では4ポンドの大幅オーバーをしていた。2連勝とはいえ、いずれもエクスキューズのある勝利。キックがバックボーンで南米王者。25歳。

この試合とセミはブラジル人対決だが、試合当日(9月7日)はブラジル独立記念日

打撃戦。リマの左がヒットするが、サントスの指が目に入りタイムストップ。再開。プレスするリマ。サントス左右のパンチで出るが、また圧されてケージを背負う。ヒジで飛び込んだリマだが、かわしたサントスがタックル。切って離れるリマ。またプレスする。サントスケージを背負う。リマ左ハイ。サントスの右ハイはスウェーでかわす。サントスパンチから組むとスタンドバックに。テイクダウンを狙う。リマ今回もケージ掴み。持ち上げて倒したサントスがバックに着こうとしたが、足がフックできず前に落とされた。リマハーフに。足を抜いて立ったサントス。ヒザを入れるリマ。サントスバックヒジ。ヒットした。ホーン。

1Rサントス。噛みつかれる反則をされたことで知られるリマだが、自身もちょくちょくケージ掴み等の反則がある。

2R。またプレスするリマ。手を出すサントスだが下がってケージを背負う。リマ組むとケージに押し込む。首相撲。引き剥がすサントス。右を入れた。タックルに入ったサントスだが、受け止めたリマが逆にテイクダウン。一気にマウントを取る。体を起こさず固めるリマ。サントス下から首を抱える。リマのマウントキープが続く。身動きが取れないサントス。リマ押さえ込みながら殴る。残り10秒で体を起こしてパウンド。ホーン。

2Rリマ。せっかくのマウントなので、最後にもうちょっと打撃を入れたかった。

3R。サントスのアイポークがありタイムストップ。リマ、レフェリーの服で目を拭おうとして止められる。再開。また詰めていくリマ。ケージまで下がったサントスが右を出したところで組み付いてダブルアンダーフック。後方に倒したリマ。サントス亀に。立とうとしたがバックマウントを取られる。四の字ロック。チョーク!マタレオンで喉元に腕を入れ絞める。引手を掴んで防いだサントス。逆のチョーク。また喉元に入っている。手を掴んでなんとか防ぐサントスだが、リマはなおもチョークを狙う。四の字ロックが外れず反転できないサントス。背中のリマにパンチを入れるが、リマは両手を上げて勝利アピール。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でリマ勝利。

1Rはサントスもスタンドで互角に渡り合っていたが、後半グラウンドの実力差が出た。

タイトルとURLをコピーしました