UFC306:第5試合・イレーネ・アルダナ vs. ノルマ・ドゥモン

女子バンタム級。アルダナ5位、ドゥモン8位。

メキシコのアルダナは昨年アマンダ・ヌネスのタイトルに代役として挑戦したが判定負けで王座獲得ならず。ヌネスはその試合を最後に引退している。前戦はカロル・ロサに1Rからローを蹴られたが、2R以降はローにパンチを合わせてヒットさせていき、手数で上回っての判定勝ち。打撃が武器だが、テイクダウンディフェンスが弱点。UFC8勝5敗の36歳。

ブラジルのドゥモンはUFC7勝2敗とハイアベレージだが、ほとんどがフェザー級や(体重オーバーの結果としての)キャッチウェイトでの試合で、前戦で初めてバンタム級のリミットをクリアした。その前戦で元フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミーと対戦し、テイクダウンから塩漬けにして判定勝ち。UFCで唯一、女子フェザー級が適正の選手だったが、ヌネス引退とともに女子フェザー級が実質廃止状態になり、バンタム級に本格転向している。33歳。

詰めていくアルダナ。サークリングで下がるドゥモン。下がりながらカーフキック。追っていきジャブを入れるアルダナ。下がり続けるドゥモン。ジャブをもらった。ドゥモンカーフキック。詰めたアルダナ。右がヒット。ドゥモン飛び込んでパンチの3連打を入れる。ケージに詰まってワンツーを入れたが、ドゥモンもパンチを返す。残り1分。右を入れたドゥモン。追ってくるアルダナに前蹴り。アルダナ追って左右のフックを出したが空振り。前に出る圧を強めたアルダナだが、ドゥモンがパンチをヒット。左右のパンチを出すアルダナだがまた空振り。ホーン。

1R手数でドゥモン。

2R。圧を強めるアルダナ。ケージを背負うドゥモンだが、追い込まれたところからパンチをヒットさせるドゥモン。アルダナは空振りが多い。ドゥモンジャブ、ワンツー、ボディ。アルダナ出ていくが、ケージに詰まらないドゥモン。ジャブを入れたアルダナだが、ドゥモンが左右の連打で印象を取り返す。前に出るが打撃をもらう展開が続くアルダナ。ドゥモンタックルに入ったが、これはアルダナが切った。残り1分。前に出ていくところでパンチを被弾するアルダナ。アルダナパンチを貰って出血しながらも出ていくが、変わらずドゥモンのパンチを被弾し続ける。ホーン。

2Rドゥモン。出血しているアルダナだが、カットはバッティングの模様。

3Rも出ていくアルダナ。ドゥモンタックルに入るが切った。なおも詰めるアルダナにパンチをヒットさせる。しかし下がらないアルダナ。追ってパンチを出しているがかわされる。詰めたアルダナにドゥモンタックル。受け止めてヒジを入れたアルダナ。離れた。ドゥモンさすがにちょっと疲れが見える。アルダナがどんどん詰めていくが、やはり空振りが続く。ペースが変わらない。余裕が見えるドゥモン。アルダナ、出血で顔が真っ赤。残り1分。ワンツーを入れたドゥモン。追い続けるアルダナだがパンチももらい続ける。ドゥモンタックル。受け止めたアルダナだがタイムアップ。

三者フルマークでドゥモンが元タイトル挑戦者を下した。

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