UFC306:第4試合・マヌエル・トーレス vs. イグナシオ・バーモンデス

ライト級。

メキシコのトーレスはキャリア15勝のうち、14勝が1Rフィニッシュで、UFCでもデビュー以来3連続1Rフィニッシュ勝利中。しかし試合間隔が開いて、昨年・一昨年と年1試合ペースのため、まだ前座~中堅戦線にとどまっている。今回は今年2月のメキシコ大会以来の出場で、UFCで初の年2試合目。スピードのある打撃と、テイクダウンしてからは積極的に極めを狙っていくアグレッシブさがある。今大会、ノーランカーのメキシカンプロスペクトが多数出場するが、その中でも最も期待されている選手。29歳。

チリのバーモンデスはUFC4勝2敗で、前座から中堅に抜け出しつつある。祖父がボクサー、父がキックの南米王者で、本人もまずキックから格闘技を始めたストライカー。15勝のうち、KO勝ちが10回ある。前戦は中堅のクリストス・ジアゴスにパンチからの左ハイでKO勝ち。ライト級最長身の191cm。27歳。

カーフを蹴るトーレス。飛び込んでワンツーを打ち込むがバーモンデスかわした。ミドルで飛び込んだトーレスだが軸足を払われスリップ。すぐ立つ。トーレス飛び込んで左がヒット。詰めていく。バーモンデス下がる。追っていくトーレスに組んだバーモンデス。しかし離れたトーレス。右を入れたバーモンデスにトーレスが逆に入ってい行きパンチを入れる。トーレスの右ハイ。ヒットして膝を着いたトーレス。しかしすぐに出ていく。バーモンデス左ミドル。トーレスちょっと動きが鈍い。大振りのパンチを交わしたバーモンデスが打ち終わりに右をヒット!顎を撃ち抜かれトーレスダウン!鉄槌連打。トーレスガードを取り凌ぐが、早めに立ってスタンドに。まだダメージはありそうだがパンチで出ていく。しかしトーレスまた飛び込みに右をもらいダウン!左右のパウンドラッシュ。KO!

バーモンデス、同じパターンで2度ダウンを奪いKO。

トーレスUFC初黒星。パンチでダメージがありそうに見えた状態でもアグレッシブに攻めに行ったのが裏目に出た。

タイトルとURLをコピーしました