UFC on ESPN+101:第12試合・ウィリアム・ゴミス vs. ジョアンダーソン・ブリート

フェザー級

地元フランスのゴミス。2022年のパリ大会でUFCデビューしてから、ここまで3連勝中。前戦は昨年のパリ大会で、その後2月と5月の試合はいずれも自身の都合によりキャンセルとなっており、1年間のブランク明けとなる。散打・ムエタイがバックボーンのストライカーだが、グラウンドでは一本を取られかける場面もあるなど、やや不安がある。前戦は直前のカードシャッフルで、階級下のヤニス・ゲムーリとの対戦となり、3Rにミドルをボディに入れたところ、ゲムーリがローブローをアピールしたが、ローブローにはヒットしておらず、戦意喪失とみなされKO勝ちになるという珍しい結末だった。27歳。

ブラジルのブリートはUFCデビュー戦で敗れた後、現在5連続フィニッシュ勝利中。4月に元バンタム級ランカーのジャック・ショアと対戦し、ショアの蹴りをスネでカットすると、ショアのスネからの出血が止まらなくなりドクターストップ勝ちという、こちらもなかなか見られない結末での勝利。7月にランカーのダン・イゲ戦が組まれていたが、イゲは6月末のUFC303で試合当日にディエゴ・ロペスと対戦することになったため、ブリートの試合は消滅してしまった。今回もまたノーランカーとの対戦。17勝中、判定勝ちが2回しかないフィニッシャー。29歳。

すぐに詰めてきたブリート。ゴミス下がりながらジャブを入れるが、圧されてケージ際まで下がる。出てきたブリートに四つで組んだゴミス。ブリートケージに押し込む。テイクダウン。背中に乗ろうとするブリートだが、ゴミス反転して上を取った。ブリートのガード。首をケージに押し込みながらハーフに。ガードから腕十字を狙うブリートだが、ゴミス防いだ。ブリート起き上がりながらタックルへ。離れ際にパンチを入れると四つに組んでダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うがゴミスこらえた。残り1分。入れ替えて逆にボディロックに捕らえたゴミス。テイクダウンを狙ったがこらえるブリート。離れた。すぐ出てくるブリート。ゴミス冷静に距離を取りながらカウンターを打ち込むが、なおも出るブリート。ゴミスのタックルにギロチン。けっこうタイトだったが、すぐにホーン。

1Rややゴミス?割れそうなラウンド。

2R。またすぐに詰めるブリート。ゴミスもパンチを返すが、四つに組んだブリート。ボディロックから投げて寝かせた。体をまたいでほぼマウントの体勢で肩固め。ややゆるいか。ハーフで肩固めで絞めるが、まだ絞まっていないとアピールするゴミス。解除したブリート。ケージを使って立ちに行くゴミス。立った。離れる。しかしすぐ詰めるブリート。ケージを背負うゴミス。左右のパンチを打ち込む。サークリングするゴミスを追っていく。また四つに組んだ。残り1分。ゴミスヒザを入れて離れた。なおも出るブリートだが、ゴミス距離を取る。左ミドルから左右のパンチ。蹴り合いではゴミスがリード。ホーン。

2Rややブリートか。

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