UFC307:第5試合・オースティン・ハバード vs. アレクサンダー・ヘルナンデス

ライト級。

ハバードはUFC3勝4敗でリリースされた後、昨年のTUFに出場し、準優勝してUFC再契約。TUF後の初戦はUFC0勝1敗のミハウ・フィグラクが相手で、僅差の打撃戦となり、メディアのジャッジの多くがフィグラクを支持する内容での判定勝ち。高校時代はレスリングをしており、テイクダウンからのパウンドが武器。32歳。

当初はネイト・ランドワーと対戦予定だったが、ランドワー欠場で、約半月のショートノーティスでヘルナンデスが代役出場する。

ヘルナンデスはUFCデビュー戦でいきなりベニール・ダリウシュに勝ってランカーとなったが、その後は勝ったり負けたり。体格的にライトでは不利だったために、フェザー級に落としたが、フェザーの3戦では全敗、前戦のデイモン・ジャクソン戦は体重オーバーもしてしまい、今回からライト級に戻す。レスリングがバックボーンのストライカー。32歳。

すぐに詰めてくるハバード。サークリングで距離を取るヘルナンデス。蹴りを入れるハバード。ケージ際をサイドステップで回るヘルナンデス。詰めてくるハバードにアッパーを入れた。ハバードはミドル。三日月蹴り。ヘルナンデス飛び込んで左を入れたが、さらに出たところでハバードの左がヒット。タックルに入るハバード。切られたが離れ際にヒザを出した。なおも詰めるハバード。ヘルナンデスワンツー。しかしハバード下がらず詰める。詰めたハバードにヘルナンデスのワンツーがヒット。しかしなおも出るハバード。出たところにまたヘルナンデスのパンチがヒット。ホーン。

1Rややヘルナンデス。

2Rも出ていくハバード。ヘルナンデスも打撃を出すが、また下がり気味に。左フックを入れたヘルナンデス。ハバードなおも出ていく。ヘルナンデスのパンチがヒットし、タックルを狙ったが切られた。ヘルナンデスが出たタイミングでタックルに入るハバード。スタンドバックに回ったが、ヘルナンデス引き剥がして離れた。ヘルナンデスが先に打撃を当て始めた。ハバードタックルからまたバックに回り、グラウンドに引き込もうとしたが、ハバード立って離れた。ハバードヒザ。ヘルナンデスはジャブをかわしてワンツー。またタックルに入るハバードだが切ったヘルナンデス。逆にヘルナンデスがタックル。しかしケージでこらえるハバード。離れ際にハバードが左を入れた。一進一退の展開からややヘルナンデスが打撃をヒット。ホーン。

2Rややヘルナンデス。

3R。前に出るヘルナンデス。積極的にパンチを出していく。ハバードのパンチは空を切る。しかしワンツースリーを入れたハバード。追撃のバックキックもヒット。右オーバーハンドを入れたハバード。タックルへ。しかしまた切られた。シングルレッグに。切ったヘルナンデスが逆にバックを狙う。立ったハバードからスタンドバックを取る。離れ際にヒジを入れたヘルナンデス。ここに来て前に出るヘルナンデス。しかしハバードのパンチもヒットしている。パンチから前蹴りを入れるハバード。バックキック。激しいパンチの打ち合いでタイムアップ。

2Rまで微妙だったので、どちらに入るかはわからない。

30-27ハバード、29-28×2ヘルナンデスのスプリットでヘルナンデス勝利。

割れても仕方がない接戦だった。

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