ライトヘビー級。両者ブラジル人だが、マシャドはカナダ在住で、MMAキャリアもすべてカナダでのもの。
マシャドは昨年9月にDWCSからUFC参戦。初戦はUFC0勝1敗のミック・パーキン、今年4月の2戦目はUFC3勝4敗1NCのドンテイル・メイエスに連続判定負け。DWCS出場前にカナダのBFLでヘビー級王座を3度防衛している。柔術・ムエタイのバックボーンがあり、ムエタイではブラジル王者になっているとのこと(プロかアマかは不明)。これまではヘビー級だったが、今回からライトヘビーに落とす。30歳。
ヒベイロも昨年のDWCSで勝ってUFCと契約し、UFCでは0勝2敗というのも同じ。初戦はRoad To UFCのワンマッチでKO勝ちしてUFCと契約したジャン・ミンヤンとのUFCデビュー戦対決でお互いの打撃がヒットした末にミンヤンのパンチでダウンし、パウンドアウトされKO負け。2戦目もUFCデビュー戦となるダゲスタン出身のマゴメド・ガジヤスロフとの対戦で、1Rにカーフキックを効かせてリードしたものの、2R以降はテイクダウンを取られる展開に。後半はスタミナ切れで立つ動きもなく、上から攻められ続けての判定負け。レスリングでブラジルの州王者になっている。28歳。
0勝2敗対決がセミ前で組まれている(本来のセミ前のルイス vs. ディニスが消滅したせいではあるが)。
カーフを蹴るマシャドだが、ヒベイロが飛び込んで右をヒット。さらにミドル。さらに右を打ち込む。三日月蹴り。マシャドも左をヒット。さらに左。左ハイ。ミドルを入れるヒベイロ。マシャドの左ハイは腕でブロック。ヒベイロ詰めてきた。なかなか踏み込まない両者。マシャド距離を取り蹴りを入れるが、ヒベイロの右を被弾。ヒベイロさらに右。距離を取るマシャド。ヒベイロのローブローがありタイムストップ。再開。ヒベイロのジャブがヒット。マシャドもワンツーを放つが届いていない。ホーン。
1Rはクリーンヒット数でヒベイロ。
2R。ヒベイロの三日月蹴り。距離を取るマシャド。詰めるヒベイロだがマシャドサークリング。ヒベイロ詰めてミドル。三日月蹴り。ひたすらサークリングするマシャド。ヒベイロが詰めてくるところにミドルを入れる。ヒベイロの右がヒット。マシャド足を止めてパンチを返す。しかし疲れが見える。またサークリング。2R残りわずかで打ってこいとアピールするマシャド。さんざんサークリングで逃げておいてそれはない。ホーン。
2Rもクリーンヒットでヒベイロか。
3R。マシャド少し出てきた。ヒベイロがパンチで出ると大振りのパンチを返す。しかし空振り。ヒベイロもちょっと大振り。詰めてきたヒベイロに真っ直ぐ下るマシャド。左右のパンチを振り回して出るマシャド。ヒベイロのパンチの打ち終わりに組み付こうとしたがヒベイロ組ませない。右ハイ。ヒットしたがマシャドそのまま組みに行く。が、ケージでこらえたヒベイロが離れた。前に出たマシャドがかなり大振りのパンチを振り回す。しかしヒベイロの右をもらってぐらついた。が、逆に出たマシャド。空振りが多い両者。マシャドの右がヒット。前に出てケージに追い込んでいく。飛びヒザ。空振り。両者疲れが見える打撃戦でタイムアップ。
29-28×2、28-29のスプリットでマシャド勝利。
地元のマシャドだったが、2Rまで出て行けずに判定負けでUFC未勝利のまま3連敗。勝ったヒベイロも褒められる内容ではなかった。