UFC on ESPN+105:第2試合・トレーシアン・ゴア vs. アントニオ・トロコリ

ミドル級。

ゴアはTUF28のファイナリスト(決勝は負傷欠場)。UFCデビュー戦で決勝で対戦するはずだったブライアン・バトルとの試合が組まれたが、打撃で攻め込む場面はあったものの、終盤失速し判定負け。2戦目はコーディ・ブランデージにカーフキックで攻め込んだものの、カーフキックにパンチを合わされてダウンしパウンドでKO負け。後がない3戦目では、お互いUFC未勝利のジョシュ・フレムドとの対戦で、タックルに合わせたギロチンで一本勝ちし、3戦目でUFC初白星。しかし褒められた内容ではなかった。その後はボー・ニッカルやA.J.ドブソンとの試合が組まれるも、いずれも負傷欠場して、2年以上のブランク明け。30歳。

トロコリはDWCSで勝利するも、ドーピング検査陽性でノーコンテストに。その後ローカルで勝利して、3年越しのUFC契約を果たしたものの、相手の欠場や試合の組み換えがあり、UFCデビュー戦がなかなか決まらず。6月のサウジアラビア大会で、ジョイルトン・ルターバッハがUFC契約前のドーピング判明によりリリースされたことで、代役としてシャラ・マゴメドフと対戦。前半は組みに難のあるマゴメドフを四つからのケージ押し込みで攻め込んだものの、終盤失速してマゴメドフのパンチをもらう展開でKO負けした。33歳。

ゴアタックル。ダブルレッグで抱えあげてテイクダウン。トロコリ立ち上がる。小手に巻いたトロコリが投げを狙うがこらえるゴア。トロコリシングルレッグに切り替えた。頭を下げたトロコリにギロチン。スタンディングのまま絞める。ケージに押し込んで絞めるとトロコリタップ!

ゴア2年ぶり復帰戦で、2年前と同じギロチンでの勝利。前回もスタンドで絞め、最後は倒れ込んだ相手を絞め続けて仕留めている。

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