ライト級。
モイゼスはATT所属のグラップラーで、UFC7勝6敗。ランキングには届かない中堅ファイター。前戦ではライト級4勝0敗1部のルドビト・クラインと、ランカーへの挑戦権がかかっているであろう試合で対戦。1Rにパンチでダウンを奪われ、3Rにはミドルを腹に打ち込まれてダウンするなど、終始劣勢のまま判定負け。2Rには得意の足関狙いから膝十字を決めかけた場面もあったものの、すぐに外されてしまい、逆に上からパウンドをもらってしまった。29歳。
オグデンはUFC3勝2敗1NC。オグデンといえば、ニコラス・モッタ戦で終始圧倒していながら、3Rに肩固めに入ったところで、モッタが落ちていないにも関わらずレフェリーがストップを掛けたせいで、逆にノーコンテストとなってしまう逆アシストをされたことが印象に残っているが、その試合後は2連勝して勝ち越している。キャリア18勝でKO勝ちがゼロで、一本勝ちが11回。ここ2試合は押さえ込んでの塩漬けで判定勝ちしているが、ここから上に行くにはフィニッシュを狙う姿勢を見せないと、チャンスすらもらえない。35歳と若くないので、今さらスタイルチェンジも難しいかもしれないが。
両者オーソドックス。ATTの伝家の宝刀カーフキックを蹴るモイゼス。右オーバーハンド。さらにまたカーフ。じわじわ詰めてジャブを出すオグデンだが、モイゼスにカーフを蹴られる。オグデンはインロー。さらに右を入れた。ワンツーからインロー。インロー連打。手数を増やしてきたオグデン。モイゼスは逆に手数が減る。ホーン。
1R打撃の手数でオグデン。