【Pancrase316】フェザー級転向初戦でチャンプISAOと対戦するアキラ「ドロドロの試合を」

ブログ

【写真】まさにバキバキ。フェザー級での初計量を終えたアキラ(C)MMAPLANET

24日(日)、東京都江東区のスタジオイーストで開催されるPancrase316。メインでフェザー級初戦を迎えるアキラが同級キング・オブ・パンクラシストのISAOと対戦する。

階級、ファイトスタイル、自問自答の日々もISAOというチャンピオンと戦う機会を得たことで、アキラは“しんどい”ことをやり切る決意を新たにデカゴンへ向かう。


──フェザー級初戦、減量に問題はなかったですか。

「ハイ、年末に1度トライしてみましたが……めちゃくちゃキツイです。顔見ても、死人みないな様相ですし(笑)。頬がこけて、目がくぼんで……」

──減量は誰かに指南されて落としてきたのですか

「いえ、自己流です。何を食べれば良いのとか、アドバイスはもらいましたけど」

──フェザー級に落とそうと思ったのは?

「う~ん、ここのところ負けが続いてきたのですが、その理由がライト級だったからだとは思っていません。ライト級で力負けをした覚えもなくて、実力不足と戦い方が良くなかった。だから、そこを変えていく必要があると感じていました。

同時に周囲から身長やリーチを考えると、フェザー級の方が良いのでないかと言ってくれる人もいて、トライしてみようかと。ここからリカバリーして、ライト級時代より良い動きにならないと意味はないですしけど、ただ前に試しで落とした時は翌日に5分✖3Rのスパーをして動きは良かったです。

でも減量中の練習の質はどうしても落ちてしまうので、こればかりは戦ってみないと……というのはあります。試合と練習は絶対に違いますし、緊張感も相手の殺気も。だから根性勝負になってもやりきたいです」

──免疫をつけないといけない時勢ですが……。

「まぁ、そこは考えてもしょうがないのですが、対人練習ができるようになるまでしっかりと走っていました」

──対人練習が行えるようになってからは、どのような練習を?

「GENでやってきました。フェザー級の人間がなんでGENなんだとは思われるかもしれないですが(笑)。僕の次に小さい選手は小金(翔)君や徳留(一樹)ですからね(笑)。でも、あそこのメンバーはトップだし、GENで練習している限り試合でパワー負けすることはないだろうと思います。

それと今回は石渡さんに結構見てもらっていました。越智さんともずっと打ち込みして」

──おお、イジー流レスリングがアキラ選手に以下に沁み込んでいるのか楽しみにします。とはいえISAO選手は受けが強く、勝負どころを落とさないファイターです。

「そういうISAO選手を相手にして、いかに崩せるのかというのが僕の勝負です。普通にやったらISAO選手のペースと間合でやられてしまいます。そこまで奇策が用意できるわけではないですが、ただやり合うのでなく、崩していかないとダメです」

──アキラ選手は打撃が上手くハマって勝った時から、逆にその後の試合で攻撃のいリズムが崩れた感もありました。

「倒そうとし過ぎていた時期があります。しんどい試合をしようと思うと、打撃でなく組みを選択するべきで。そこで殴りに行こうとするのは、楽に試合を終わらせようとしていたんだと思います。楽な試合をすると、相手にも楽をさせてしまいますからね」

──大会がない期間、試合間隔が空いたことでその辺りを見つめなおすことができましたか。

「そこはあります。殴りにいくことが多かったのですが、僕は打撃の選手じゃない。そこは考えてきました。自分を見つめなおす良い機会になりました」

──ノンタイトル戦とはいえ、相手はチャンピオンです。

「ハイ、この試合は自分にとってチャンスでしかないです。一度ブラジル人と戦う話が流れた時は、ライト級で良いかとも思ったんです。でもISAO選手の名前を出してもらった時は、もう行くしかないと思いました。ここでいかないと、ファイターじゃない。

僕がやるべきことをやっても、ISAO選手は強いです。だから明日はやるだけです……ISAO選手を相手にドロドロの試合を(笑)」

■ Pancrase316計量結果

<フェザー級/5分3R>
ISAO:65.8キロ
アキラ: 65.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ: 56.4キロ
端貴代:56.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:77.3キロ
菊入正行:76.65キロ

<フライ級/5分3R>
杉山廣平:56.85キロ
有川直毅:56.9キロ

<バンタム級/5分3R>
平岡将英:61.4キロ
花レメ紋次郎TK:61.1キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:60.35キロ
関原翔:60.95キロ

<フェザー級/5分3R>
小森真誉:65.3キロ
透暉鷹:65.5キロ

<ライト級/5分3R>
平良信一:70.2キロ
葛西和希:70.05キロ

<フライ級/5分3R>
安永有希:56.95キロ
聡-S DATE:56.4キロ

<フェザー級/5分3R>
櫻井裕康:65.15キロ
風間敏臣:64.6キロ

<バンタム級/5分3R>
力也:60.8キロ
聖王DATE:60.2キロ

<ネオブラッドTミドル級1回戦/5分3R>
山下剛:82.35キロ
廣野雄大:82.9キロ

<ネオブラッドTミドル級1回戦/5分3R>
村元佑成:83.0キロ
荒井勇二:83.55キロ

<ネオブラッドTライト級1回戦/5分3R>
春川広明:68.65キロ
中田大貴:69.85キロ

<ネオブラッドTライト級1回戦/5分3R>
鹿志村仁之介:68.95キロ
狩野優:69.15キロ

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
井上雄斗:65.1キロ
DARANI DATE:65.5キロ

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
宮島夢都希:60.7キロ
大谷啓元:60.8キロ

<ネオブラッドTフライ級2回戦/5分3R>
山中憲次:56.15キロ
井上暉也:56.45キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
田代悠生:56.3キロ
坪内一将:55,85キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
西村大輝:56,65キロ
梅川毒一郎:56.2キロ

タイトルとURLをコピーしました