UFC284:第2試合・シェーン・ヤング vs. ブレイク・ビルダー

フェザー級

今大会唯一のニュージーランド国籍のヤングはUFC2勝3敗。UFCデビュー戦は6年前のオーストラリア大会で、欠場選手の代役として現在は同門のヴォルカノフスキーと対戦し判定負け。その後は年1ペースで試合をしているが、昨年は試合をしておらず、2年ぶりの試合となる。マオリ族の血を引いている。

ビルダーは昨年8月、木下憂朔と同日のコンテンダーシリーズに出場して、1Rチョークで一本勝ちし、これがUFCデビュー。32歳で7勝0敗1分けと負け無し。ヤングがプレスしていく。左右にステップするビルダー。ヤングのジャブがヒット。ビルダーもジャブを当てる。ビルダー蹴り足をキャッチしてタックルへ。テイクダウン。しっかり寝かせてハーフで押さえ込む。押さえ込んだままパウンドを入れる。肘・パウンド。ヤング抜け出して立った。ヤング出て行くがホーン。

1Rビルダー。

2R。スタンドで詰めるヤングだが、ビルダーがサイドステップして詰めさせない。ビルダー初めてタックルへ。切られる。ヤングまた出るが、ビルダーにステップされて打撃の距離にならない。ビルダータックルを止められると首相撲から膝。しかしヤングが逆にタックルでテイクダウン。ビルダー腕を小手に巻いてすぐ立った。ヤングが詰めていきパンチがヒットする間合いに。ヤングのジャブがヒット。ビルダーまたタックルを狙うがホーン。

2Rは後半ヤングが盛り返してきたが、手数でややビルダー。

3R。ビルダーがジャブで出る。タックルに入るがヤング切った。ビルダーのパンチがヒット。ヤング後退。ビルダーが逆に詰めてパンチを当てていく。一転して前に出てパンチを打っていき打撃戦に。そこからタックルに入るビルダーだがヤング切った。しかし残り1分になり、またステップしていくビルダー。下がりながらも手を出して打撃をヒットさせていくビルダー。ヤング組んでボディロック。投げを狙ったがビルダーこらえた。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でビルダー勝利。

ヤングはビルダーの左右のステップに対しパンチをヒットさせることが出来ず。ビルダーは逃げ続けるだけではなく、要所で出ていってパンチを入れていったのが良かった。

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