ライトヘビー級。ヤクシムラドフ6点・3位、ビヨン0点・6位。
元Bellator5位ヤクシムラドフ。BellatorにはACA王者として、2021年のライトヘビー級GPで初参戦したが、初戦でコーリー・アンダーソンに3RKO負け。さらにプレリムに出場したカール・アルブレックソンにも判定負けしているが、その後3連勝したことでヤクシムラドフはランキングに残った。旧ソ連のトルクメニスタン出身。ローカル時代にUFC暫定王座決定戦に出場したマゴメド・アンカラエフとも対戦している(判定負け)。リーグ初戦はPFLヨーロッパで優勝し本戦初出場となるヤコブ・ネドーに1RKO勝ち。35歳。
カメルーンのビヨンも元Bellatorで、ランク外で4戦して2勝2敗と、Bellator勢の中では実績で劣る。ライトヘビー級最長身の198cm。バックボーンはキックボクシング。初戦は2021年のPFLウィナー・カルロスJr.にテイクダウンからバックを取られてのチョークで1R一本負け。33歳。
両者オーソドックス。カーフを蹴るヤクシムラドフ。ビヨン右ハイ。ブロックしたヤクシムラドフ。逆にバックスピンキックを放った。パンチで飛び込みを見せるヤクシムラドフ。またカーフ。飛び込んでジャブ。フィニッシュが必要なビヨンだが、遠い間合いから打撃を入れていく。ヤクシムラドフバックブロー。またバックスピンキック。残り1分。ワンツーを出したビヨン。両者手数が少ない。ヤクシムラドフはそれでもいいが、1Rフィニッシュが必要なビヨンが攻めない。パンチから組んだヤクシムラドフ。離れ際に右をだしたビヨン。ゴング。
1Rヤクシムラドフ。
2Rも両者手数が少ない。ヤクシムラドフはまたカーフを蹴る。右で飛び込んだヤクシムラドフがそのまま組んでクラッチ。ケージに押し込む。クラッチを切ったビヨンが押し込まれながら膝を返す。ヤクシムラドフも膝を蹴ったがローブローに。再開。ビヨンが手を出していくがヤクシムラドフ距離を取る。残り15秒でヤクシムラドフテイクダウン。パウンドを入れる。ゴング。
2Rヤクシムラドフ。
3R。ビヨンがパンチを振って出たが、ヤクシムラドフシングルレッグでテイクダウン。ビヨンのガード。頭を起こさず上をキープ。ケージを使って立とうとするビヨンだが、ヤクシムラドフバックに回る。立って正対したビヨン。残り1分。レフェリーブレイク。ヤクシムラドフすぐにシングルレッグ。テイクダウン。サイドに着いている。もはや流すだけのヤクシムラドフ。ビヨン下で何もできず。タイムアップ。
三者フルマークでヤクシムラドフ勝利。
- (B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・9点👑
- *(P)ロバート・ウィルキンソン・6点
- *(P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
- *(P)インパ・カサンガネイ・6点
- (P)アントニオ・カルロスJr.・6点 E
- (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
- (B)シモン・ビヨン・0点 E
- (P)サディブー・シー・4点 E
- *(P)ヤコブ・ネドー・0点
- (P)トム・ブリーズ・0点 E
- (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E
ヤクシムラドフの決勝トーナメント進出が確定。