UFC on ESPN+41:第1試合・クリストス・ジアゴス vs. カールトン・マイナス

160ポンド契約。

リック・グレンの代役として2日前に代役出場が決まったジアゴス。本来はライト級だが、緊急出場ということで5ポンド重い契約体重に。レスリングがバックボーンで、2015年に1勝2敗でUFCをリリースされた後、2018年に再契約し、その後は2勝2敗。2018年には廣田瑞人と対戦し判定勝ちしている。バックボーンはレスリング。今年4月のイベントで試合が組まれていたが、イベント自体が消滅。その後は試合が組まれず、1年4ヶ月ぶりの試合が急に決まった。

今年8月にUFCデビューしたマイナス。同じUFCデビュー戦のセメルスバーガー相手にスタンドの打撃で劣勢な展開が続き、3Rに逆転を狙うも届かず完敗。ローカル時代は無敗だったが微妙な相手ばかりで、唯一の敗戦となったPFLでのリック・ストーリー戦は完敗だったで、UFCではどうかと思われたが、今回から階級を落としている。

アゴスが右のパンチで飛び込みながらタックル。テイクダウン。背中を見せて立ったマイナスにチョークを仕掛けるが、足をフックされる前に立たれる。しかし立ったところにダブルレッグでテイクダウン。マウントからバックマウントに。パウンド。向き直るマイナスだがマウントからパウンドをもらう。亀になり股下から抜けて立ったマイナス。ジアゴス、またパンチで飛び込んでのタックル。テイクダウン。すぐにマウント。マイナス、グラウンドがかなりザル。残り20秒で肩固めを狙うが取れないと見てパウンドで削るジアゴス。ホーン。

1Rジアゴス。

2R。マイナスが打撃で出るが、前に出たところにタイミングよくタックル。テイクダウン。すぐにマウント。押さえ込んでじっくり攻めるジアゴス。ハーフに戻すが押さえ込まれ続ける。亀になりまた股下から抜けて立つが、背中に飛び乗ったジアゴスがチョーク。マットに倒れ込んで正対したがマウント。亀から立ち上がることに成功したマイナス。残り15秒。打撃を打ち込むがホーン。

2Rジアゴス。しかし緊急出場ということもあり、疲れが見える。

3R。ジアゴスタックル。がぶったマイナス。しかし逆にがぶるジアゴスがケージに押し込むと背中を向けてしまうマイナス。バックから足を蹴ってテイクダウンしたジアゴス。サイド。背中を向けたマイナスだが、足をロックされる前に立った。しかし振りほどけずまだバックを取られている。テイクダウンを狙ったジアゴスだがこらえてクラッチを切り離れることに成功。またタックルを切られるジアゴス。残り2分。タックルにスピードがない。マイナスがパンチを打ち込んでいくが、ビッグヒットがないまま時間が過ぎていく。タックルにアッパーを合わせるマイナス。タックルを切られ続けるジアゴス。疲れているが凌ぎ続けている。タイムアップ。

判定30-26、29-27、29-26の3-0でジアゴス勝利。

アゴスは勝ったが2試合連続後半スタミナ切れ。しかし今回は緊急出場の影響もあるか。

マイナスが簡単に倒されすぎ、グラウンドでもポジションを取られすぎ、そこから逃げるのも上手くなく、次に試合が組まれるチャンスが与えられたとしても厳しいだろう。

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