UFC262:第4試合・アンドレア・リー vs. アントニーナ・シェフチェンコ

女子フライ級。リー11位、シェフチェンコ12位。

UFCデビューから3連勝したリーだがそこから逆に3連敗。しかし3連敗はいずれも僅差で、うち2試合はメディアのジャッジでもリーを支持する者もいて割れており、残りの1試合についてはメディアのジャッジがすべてリーを支持する内容にも関わらず敗れている。極真黒帯で柔術茶帯

王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコの姉チェンコはUFC3勝2敗。妹同様、キック・テコンドー・柔道等様々な格闘技のキャリアがあるが、妹との違いはグラウンドがさっぱりなことで、テイクダウンを許すと何も出来ずに敗れている。前回はアリアネ・リプスキとのグラウンドできない者同士の対戦だったが、リプスキの方がより何もできなかったためテイクダウンを奪ってマウントからのパウンドラッシュでKO勝ち。

ワンツーを入れたアントニーナ。リーが距離を詰めてジャブ。アントニーナもジャブを返す。アントニーナのバックブローに合わせて組み付いたリー。ダブルアンダーフックでケージに押し込む。引き剥がしたアントニーナ。アントニー首相撲。リーがパンチを返すが首相撲でコントロールされており体勢が良くない。ボディに膝を入れるアントニーナ。離れた。アントニーナまた首相撲に取るが引き剥がすリー。リーのパンチで一瞬動きが止まったアントニーナ。リーすぐに組んでボディロックで押し込むと大内テイクダウン。簡単に倒されたアントニーナ。インサイドからパウンド。肘。アントニーナ返せないままホーン。

1R前半はアントニーナの首相撲からの膝が優勢。残り1分でリーがテイクダウンしパウンドを入れたのがどこまで盛り返せているか。

2R。リーのバック肘に合わせて組み付いたアントニーナ。リー首投げで投げる。袈裟で固めるがアントニーナ立った。が、リーまた首投げ。サイドからマウントへ。マウント三角。下になりロック。若干隙間があるか。ギリギリ耐えているアントニーナ。しつこく絞め続けるリー。三角から肘を頭部に入れる。残り1分。しつこく絞めていくリーだがタップは奪えず。残り15秒で腕を極めに行った。アントニーナタップ!

三角でニアタップの状況から粘っていたアントニーナだが、耐えるのが精一杯で逃げられず。リーは連敗ストップ。

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