UFC on ESPN30:第2試合・ジャマール・エマース vs. パトリック・サバティニ

フェザー級

エマースは昨年3月に代役でのUFCデビューで今日のメインに出場するギガ・チカゼと対戦し、テイクダウンで攻めて接戦まで持ち込んだがスプリット判定負け。2戦目は逆に代役で出てきた階級下の相手に流しての判定勝ち。2月に3戦目が組まれていたが、対戦相手が入場した後に、エマースが背中のけいれんを起こし欠場となった。UFC史上、一方の選手が入場後に試合が中止となったのは初めて。

サバティニはUFCデビュー戦が対戦相手のハファエル・アウベスのUFC史上最多11.5ポンド、一階級上のリミットをもオーバーする計量失敗により消滅している。今年4月に仕切り直しで組まれたUFCデビュー戦ではテイクダウンからポジションを取っての展開で2Rまで圧倒していたが、3Rに入り疲れたのか露骨に距離を取り逃げに入ったものの判定勝ち。

距離を詰めるエマース。サバティニのタックルにパンチを合わせてカウンターでヒット!ダウン気味に倒れたサバティニ。上になったエマースがマウントを狙う。ハーフに戻したサバティニ。ニーシールドから足関。サバティニは内ヒールを狙う。エマースはアンクルを仕掛けるが、仕掛けている足をロックしていない。サバティニの内ヒールでエマースタップ!

タップ後も立てないエマース。

サバティニはヒールでの勝利が3つ目。足関が得意な相手にエマースが不用意に足関で対抗しすぎたか。サバティニの方も相手が足関に付き合ってくれての勝利で、そこまではずっと押されていたため、勝っても喜ぶ様子はなし。

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