バンタム級だったがマルティネスが4ポンドオーバー、キャッチウェイトに。
マリオ・バウティスタがコロナ陽性となり先週になり欠場。代役で登場するのはマルティネス。マルティネスは先週UFCデビュー戦が組まれていたが、新型コロナウイルスの問題により欠場。前の試合の欠場が決まったのが16日で、今回の試合が組まれたのが17日。本人の陽性ではない模様。そして、欠場が決まった後に、ジムのヘッドコーチが新型コロナウイルスで亡くなっている。昨年9月にコンテンダーシリーズに出場したが、ダルコ・ロドリゲスに判定負け。25歳でMMA8勝2敗、8勝はすべてKO勝ち。バックボーンは空手。
アルゼンチンのカネッティはUFCバンタム級2番目に年長の41歳(1位は42歳のユライア・フェイバー)。UFC2勝4敗。地元のアルゼンチン大会でチョークで一本負け、昨年3月の前戦はバッドゲレル・ダナーに1RKO負けで連敗中。年齢的にも3連敗はリリースまたは引退の危機。
打撃でプレッシャーを掛けるマルティネス。カネッティやや下がり気味だが、近づいてくるところにインロー。しかし間合いを詰めたマルティネスにケージを背負うカネッティ。そこにマルティネスがパンチのラッシュ!ガードを固めてこらえるカネッティだがボディにも打ち込まれている。マルティネスタックルへ。ボディロックからテイクダウン。しかしカネッティが反転し上を取り返した。が、すぐに立った。またカネッティがプレスしていく。両者ローキックを蹴る。カネッティ左ミドル。マルティネスプレスするがその割に手が出ておらず、間合いを詰めたところにカネッティの蹴りをもらう。ホーン。
1Rマルティネス。カネッティはローをかなり入れていたものの、ローはあまり評価されないことが多いがどうか。
2R。プレスするマルティネスだが、またそこに蹴りをもらう。が、ミドルを入れてケージを背負わせる。カネッティ出てパンチを打ち込むがマルティネスはアッパーを返す。左ボディを入れたカネッティ。ケージを背負うカネッティにパンチを打ち込む。カネッティはカーフキック。カネッティのミドルにパンチを打ち返すマルティネス。またケージに詰めて連打を入れるマルティネスだが追い込めない。カネッティは待ちの姿勢。ホーン。
2Rマルティネス。
3R。またマルティネスが間合いを詰めていく。カネッティまたケージを背負い、マルティネスが出てくるところに蹴りを合わせる。ケージを背負ったところにボディブローから前蹴りを入れたマルティネス。カネッティ、嫌がる素振りを見せる。またケージを背負ったところにパンチと前蹴りを放つマルティネス。しかし深追いはしない。またケージに詰めて連打を入れ離れる。残り1分。マルティネスタックルへ。ダブルレッグでテイクダウン。パウンド・肘。カネッティガードで凌ぐ。残りわずかで自ら立ったマルティネス。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでマルティネス勝利。UFCデビュー戦を勝利で飾った。対する41歳カネッティは3連敗。現役続行したとしてもリリースが濃厚に。