2月に代役でUFCデビューの予定だったサバティニだが、相手のハファエル・アウベスの11.5ポンドオーバーにより消滅。4月に仕切り直しでデビューすると、UFC1勝0敗のトリスタン・コネリーにバックを取って攻め判定勝ち。8月の2戦目は序盤のパンチでダウンを喫したが、下から足関を仕掛けて内ヒールでタップアウト勝利し2連勝とした。ダニエル・グレイシーの黒帯で、コンバットサンボのワールドカップで準優勝している。
昨年のコンテンダーシリーズで勝利したもののUFCと契約ならず、2ヶ月後に再度コンテンダーシリーズで勝利してようやくUFCとの契約を決めたラッツ。UFC2連勝後3連敗中のケビン・アギラーと対戦し、接戦だったが打撃とタックルでのテイクダウンを混ぜて判定勝ちでUFCデビュー戦を勝利で飾っている。
サバティニタックル。ケージに押し込みシングルレッグ。こらえるラッツにパンチを入れるとテイクダウン。背中を向けて立とうとしたラッツだがハーフバックに。フルバックにしてチョークを狙う。仰向けの体勢でアゴごと絞めるが浅い。時間がなく殴りに切り替えたサバティニ。ホーン。
1Rサバティニ。
2R。ラッツのローに合わせてサバティニタックル。テイクダウン。ハーフから足を抜きにかかる。マウントへ。亀になったラッツから四の字バック。チョークを狙うがディフェンスされている。そのままバックキープするサバティニ。ホーン。
2Rサバティニ。
3R。打撃で出るラッツだがサバティニがシングルレッグから四つに組んでケージに押し込む。入れ替えたラッツが逆にダブルレッグへ。倒したがすぐ立たれた。サバティニまたシングルレッグ。ダブルアンダーフックに切り替えて大内テイクダウン。ケージを使って立つラッツだが残り2分。サバティニワンツーを入れて離れた。ラッツがまたプレスしていくが、組み付かれてケージに押し込まれる。時間が過ぎていく。残りわずかで放したサバティニだがすぐまた組み付く。タイムアップ。
30-26、30-27×2の3-0でサバティニ勝利。
テイクダウン→バックキープの手堅い攻めでUFCデビューから3連勝。