UFC on ESPN+62:第3試合・ジャック・ショア vs. ディムール・ヴァリエフ

バンタム級

イギリスのショアはキャリア15戦全勝、UFCでもまだ前座戦線だが4連勝。15勝のうち判定は3回のみ。父が柔術黒帯で、ヘッドコーチも務めている。そろそろランカーとやってもいい頃だが、地元大会でプレリム3試合目という扱い。前回は代役の緊急出場となった相手に危なげなく判定勝ちしたが、フィニッシュに行かないところが物足りなかった。

ヴァリエフはフランク・エドガーのスパーリングパートナー。UFC初戦はDEEPERのトレヴィン・ジョーンズに逆転KO負け(後にジョーンズのマリファナ検出でノーコンテスト)。その後はマーティン・デイに押さえ込みで判定勝ち、ハオーニ・バルセロスにパンチでダウンを奪われる場面もあったが、手数で上回って判定勝ちで2連勝とした。

ヒット&アウェイでパンチを入れるヴァリエフにプレッシャーを掛けていくショア。ケージに詰めてローを入れるとヴァリエフタックルへ。ケージに押し込み膝を入れるが、ローブローになりタイムストップ。再開。またローに合わせてタックルに入ったヴァリエフ。テイクダウン。しかしショアは下からダブルアンダーフックして立ち上がり、逆にケージに押し込む。ヴァリエフ離れた。打撃戦でホーン。

ヒット数でやや上回ったヴァリエフのラウンドか。

2R。打撃戦から今度はショアがタックル。テイクダウン。足で距離を作って立ったヴァリエフ。今度はヴァリエフタックル。テイクダウン。ガードを取る。ケージを使って立ったショア。離れる。ショアが打撃で出るが、入ってくるところにパンチを入れるヴァリエフ。ショアがクラッチしてテイクダウン狙い。ケージでこらえるヴァリエフ。逆にテイクダウン。スクランブルでバックを取ろうとして立ち上がったショアがなおもテイクダウンを狙うが、ケージでこらえるヴァリエフ。ホーン。

2Rも僅差だが、やはり手数で上回るヴァリエフのラウンド。

3R。距離を詰めたショアのパンチが入りヴァリエフダウン!バックに回りパウンドを打ち込む。ケージを使って立つヴァリエフ。テイクダウンを狙ったショアだがヴァリエフ立った。ヴァリエフダメージはなくパンチを打ち込んでいく。ショアタックル。ヴァリエフギロチンで引き込む。けっこうタイトに入っている。外した。ガードを取るヴァリエフ。ショアがパスを狙うが、股下をくぐって立ったヴァリエフ。ヴァリエフのテンカオにショアタックル。倒せず離れる。終盤になっても打撃で手数を出すヴァリエフだが、打ち合いでパンチを貰いダウン!パウンド。立ったヴァリエフだがふらついている。それなのに打ち合うヴァリエフ。ヴァリエフのバックブローに合わせたタックルでテイクダウン。ヴァリエフがガードから腕十字を狙ったところでタイムアップ。

29-28、29-27×2の3-0でショア勝利。

微妙だった1R・2Rのどちらかがショアに入ったか。これでUFC5連勝無敗。

ジャッジは三者とも1Rヴァリエフ、2Rショア。

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