ライト級。
ガルシアは、無敗でコンバット・アメリカスライト級王者を獲得し、昨年3月にUFCデビュー。しかしナスラット・ハクパラスト、クリス・グレッツェマーカーに2連続判定負け。11月の3戦目はUFCデビュー戦のナタン・レビーから7回のテイクダウンを奪って判定勝ちでUFC初勝利。
2013年にUFCと契約し、3連敗でリリースされたロンソンは、20年7月に欠場選手の代役として、急遽階級上のウェルター級で再契約。左でダウンを奪ってのパウンドからチョークで7年越しのUFC初勝利を挙げたが、試合後に禁止薬物が検出され、2年間の出場停止処分を受けた。今回がその処分明け。バックボーンはキック。KOの多いストライカーだが、前回のUFC契約時にはテイクダウンディフェンスに難があった。36歳。
飛び込んできたロンソンに右を合わせたガルシア。フラッシュ気味に倒れたロンソン。すぐに立った。ダメージなくまた出ていく。プレスするロンソン。ガルシアステップしてかわしながらパンチを入れる。肘。ガルシアタックル。テイクダウン。すぐにバックに回るが、足をフックされる前に立ったロンソン。ガルシアスタンドバックからテイクダウンを狙ったがロンソン引き剥がす。ガルシアまたタックル。レッグダイブで倒した。すぐにまた立つロンソン。ガルシアわりとあっさり離れる。ガルシア飛び込んで今度はアッパー。距離を詰めるロンソンにパンチを打ち込む。ホーン。
1Rガルシア。
2R。ロンソンが間合いを詰めるがガルシアタックル。テイクダウン。ガードから足で距離を取り立ち上がろうとするロンソン。ガルシアが顔面に膝を入れたが、ロンソンが片膝をついている状態で反則。1点減点。ガルシアダブルレッグ。テイクダウン。ハーフ。ロンソンケージ際まで移動して立とうとするがバックマウントを取られかける。正対したがまた下に。ガードに。ハーフ。ロンソン、立つ動きがなくなった。疲れなのか反則膝のダメージか。ガルシアハーフから固定してパウンド。背中を向けたロンソンからガルシアバックマウント。パウンド。チョーク!ロンソンタップ!
ガルシア一本勝ち。しかし反則膝の後でロンソンの動きが明らかに落ちたので、後味の悪さは残った。