UFC on ESPN34:第6試合・ドラッカー・クロース vs. ブランドン・ジェンキンス

ライト級。

クロースはUFCデビューから6戦はすべて判定ながら5勝1敗と好成績で、20年3月に当時ランカー手前の門番だったベネイル・ダリウシュと対戦したが、2Rにカウンターのパンチをもらい、追い打ちのパンチでキャリア初のKO負け。バックボーンはレスリング。妻はUFC女子フライ級ファイターのコートニー・ケイシー。昨年2月にルイス・ペーニャ戦が組まれていたが、クロースのセコンドが新型コロナに感染したため消滅。さらに4月にベテランのジェレミー・スティーブンス戦が組まれたが、計量後のフェイスオフでスティーブンスに突き飛ばされ頚椎損傷により欠場。2年以上のブランク明けとなる。

ブランドン・ジェンキンスは昨年9月にコロナによる欠場選手の代役で試合4日前にUFCデビューが決まった。初戦は0勝1敗のチャイニーズファイター・ロン・チューで、UFC最低レベルの相手だったが、準備期間の無さもあってか一方的に攻め立てられ、3RパウンドでKO負け。

プレスするクロース。右ミドル。クロース飛び込んで組み付きボディロックから投げてテイクダウン。すかさずバックからパウンド連打。立ったジェンキンスだが、すぐに足を払ってテイクダウン。ジェンキンスケージを蹴って後転し立ち上がり離れた。ジェンキンスパンチからテンカオ。クロースクリンチアッパー連打。もらっているジェンキンス。なおもクリンチからパンチ・肘・膝。ジェンキンス反応が鈍い。なおもラッシュするが、ジェンキンス首相撲でしのいだ。離れたクロース。ジェンキンス打撃で出ていく。クロース疲れたのか手を出さず後退。ジェンキンスが蹴りをヒットさせていく。クロース飛び込んで右!ジェンキンスダウン!クロースパウンドラッシュ。立ったジェンキンス。しかし仕留めきれず。ホーン。

1R10-8クロース。

2R。クロースのアッパーがヒット。またクリンチアッパー。放してワンツーを入れるとクロースダウン!レフェリーストップ!

1Rのラッシュで仕留めきれなかったが、ジェンキンスはダメージが残っていたのか、2Rもすぐにバランスを崩していた。

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