PANCRASE328:第1部・セミファイナル・八田亮 vs. 野田遼介

ストロー級。八田1位、野田5位。

柔術バックボーンの八田は2連続一本勝ちしていたが、昨年5月の王座挑戦者決定戦で宮澤にタックルを切られ寝技に付き合ってもらえない展開で判定負け。

野田は昨年5月に高島に2R三角絞めで勝利。試合後に翌月行われる山北 vs. 尾崎の勝者との対戦をアピールし、それが実って10月に山北戦が組まれたが、テイクダウンされグラウンドで終始劣勢な展開となり判定負け。こちらも下から積極的に仕掛ける極めが強いグラップラー

両者距離を取り牽制の打撃。ミドルを入れる八田。野田ワンツー。両者組みに行かない。八田パンチからタックル。切った野田だが八田飛びつきギロチン。こらえてボディにパンチを入れる野田。そこまで深くはないか。外した。残り1分15秒。密着したままボディを殴る野田。ハイガードに来た八田だが、外してパウンドラッシュする野田。ホーン。

ジャッジ2者八田、1者野田。

2R。パンチで出る野田。八田飛び蹴りを見せる。右ミドルを入れた野田。間合いを詰めていく。八田のパンチにジャブを返す。八田ロー。両者パンチを出しているが届いていない。両者ともに組まない。野田出てスタンドで組むが放した。野田の右がヒット。残り1分。ミドルを蹴る野田。八田出ない。ホーン。

判定3者野田。

3R。八田初めてタックル。引き込んだ。野田ハーフに。八田足関からスイープ。上になる。反転する野田だが八田三角!がっちりクラッチ。若干浅い。しかし外れない。動いてクラッチを切った野田。上に。ギロチンからマウントを狙う。オモプラッタへ。不完全。そのままアンクルを狙う野田。が、解除して八田が上に。野田背中を向けて立つ。残りわずかで正対した野田だが八田引き込み気味に下に。野田パウンドラッシュ。タイムアップ。

29-28×2八田、29-28野田。スプリットで八田勝利。

両者警戒しすぎた前半がもったいなかった。1Rは個人的には野田だと思ったが。

八田「人間と戦うの疲れました。ゴリラとやりたい。ストロー級のゴリラを用意してください。爪とか切ってもらって、ドーピングチェックもして」

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