ヘビー級。
コンテンダーシリーズ上がりでUFCデビュー戦のレーン。デビュー戦でいきなりセミ前に組まれているのは、NFL時代に地元フロリダのジャクソンビル・ジャガーズに所属していたため。大学卒業から5年間NFLと契約していたが、2015年に27歳で引退。その年のうちにアマチュアMMAでデビューすると、翌年コンテンダーシリーズ出場。同じ元NFLのグレッグ・ハーディと対戦したが57秒でKOされMMA初黒星。その後はローカルでキャリアを積み直し、昨年9月に再びコンテンダーシリーズに出場し、1RKO勝ちで契約を勝ち取った。12勝のうち、11がKO勝ちで、判定決着はない。35歳の遅れてきたルーキー。当初は2月のオーストラリア大会で、RIZINでスダリオ剛に勝ったジュニア・タファと対戦予定だったが欠場。今度は自分の地元で兄のジャスティンと対戦することに。
兄タファはUFC3勝3敗で、現在2連勝中。勝った試合はすべてKO勝ち。勝つ時は豪快に勝つが、連敗していた時は、お互い出ていかずに打ち合わない退屈な展開での判定負け。アメフトバックボーンのレーンに対し、タファはラグビーがバックボーンで、プロチームにも所属していたが、怪我で引退。24歳の時にMMAに転向し、現在29歳。
ミドルを入れるレーン。タファ詰めていく。パンチを入れて離れるレーンだが、レーンの指が目に入りタイムストップ。思い切り目に入っており長いインターバルが取られる。タファ目が開いておらず続行不能。わずか29秒でノーコンテストに。
レーンは地元でのデビュー戦だったが、まだこれからという時に終わってしまった。