ライト級。
エルダーはキルクリフFC所属。昨年4月に3日目の代役でのUFCデビュー戦は、階級上のウェルターで準備期間もなかったためにいいところなく完敗。本来のライトに戻した今年2月の2戦目では、1Rにパンチでダウンを奪い、2Rにも打撃で上回っていたが、3Rに肘でカットしてのドクターストップで逆転負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスはゲットしたが、連敗となってしまった。26歳。
メキシコのバルデスもまた、UFC0勝2敗で勝ち星なし。プロデビューからコンテンダーシリーズまでは全勝全フィニッシュだったが、UFCデビュー戦はマット・フレボラにパンチでダウンを奪われパウンドでTKO負け。前戦は空手ベースのナタン・レビーにダウンを奪われ、凌いだ後もスタンドバックを取られる展開で判定負け。良くも悪くも荒っぽい攻めが持ち味だが、UFCではここまで通用していない。メキシコの名門エントラム・ジム所属の31歳。
飛び込んでパンチを打ち込んだエルダー。バルデス尻もち。すかさずギロチンに抱えたエルダーだが、バルデススクランブルで外して逃れた。ジャブを入れるエルダー。バルデスは大きなダメージは見えない。左ミドルを入れたエルダー。ジャブ。バルデスもジャブを返す。大振りのフックは空振り。残り1分。だんだんパンチが大振りになってきたバルデス。ヒットしてないが、バルデスらしさでもある。ホーン。
1Rエルダー。
2R。開始早々にジャブをもらってバルデスダウン。すぐに立ったが、エルダーが圧を掛けてきた。ケージ際まで下がるバルデス。ジャブのダブルから右。バルデスは大振りのパンチを振っていく。ジャブを打ち込むエルダー。しかしバルデスの大振りの右が入りダウン!すぐ立つがバルデスラッシュ。凌いだエルダー。が、エルダーのアイポークがありタイムストップ。流れを切りたくなかったバルデスだが、長めのインターバルで再開。また荒っぽいパンチを打ち込むバルデス。しかしまたエルダーがプレスしてきた。カーフの蹴り合い。残り1分。バルデス詰めてワンツー。エルダーテンカオ。ホーン。
2R大きなダメージを与えたのはバルデス。が、後半エルダーが有効打で上回ったので、エルダーに入る可能性もある。