UFC on ESPN59:第3試合・ルアナ・サントス vs. マリヤ・アガポバ

女子フライ級。

サントスは昨年8月のUFCデビュー戦ではTUFウィナーのジュリアナ・ミラーと対戦し、大味な殴り合いから1RKO勝ち。前戦はバンタム級に階級を上げたのに3ポンドのオーバー。試合は元RIZINのステファニー・エッガーに打撃の手数で上回り判定勝ち。前回階級上でオーバーしたにもかかわらず、今回はまたフライ級に戻し、計量もリミットでクリア。バックボーンは柔道でブラジル王者になったこともある。まだ24歳。

アガポバはカザフスタン出身で、現在はATT所属・フロリダ在住。2019年にコンテンダーシリーズに出場したが、メインに登場するトレイシー・コルテスに判定負けでキャリア初黒星。その後はInvictaで連勝してUFCとの契約を決めた。UFCデビューからここまでは2勝3敗で、全試合フィニッシュ決着。勝った試合はいずれもリアネイキドチョークでパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。膝前十字靭帯を損傷しているが、手術せず保存療法で試合を続けている。バックボーンはボクシング。27歳。

オーソドックスのサントスにアガポバはスイッチを見せる。左右のパンチを打ち込むアガポバ。右フックを打ち込んだサントス。スリップ気味に倒れたアガポバだが、すぐ起き上がってタックルに行く。サントス払腰できれいに投げた。押さえ込むとサイドに。体をまたいでマウント。肩固め。まだ浅いか。一度解除してボディを殴るサントス。また肩固めへ。亀になったアガポバのバックに回りチョーク。腕を掴んでディフェンスしようとしたアガポバだがパームトゥパームで絞めるとタップ!

サントスUFC3連勝。次はランカークラスとの対戦が見たい。

アガポバは3試合連続での一本負け。

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