UFC on ESPN+100:第1試合・ジギマンタス・ラマスカ vs. ネイサン・フレッチャー

フェザー級。2週間前に組まれていた試合だが、試合当日フレッチャーの体調不良で中止になっていた試合が仕切り直しで組まれた。両者ともにTUF32のキャストで、前例から勝てばUFCと契約、負ければ契約できずリリースとなる。

リトアニアのラマスカはチーム・シェフチェンコフェザー級ドラフト2位。TUF初戦は計量で体重超過したが、相手も同じだけオーバーしておりキャッチウェイトで対戦。打撃でリードしていたところから、右フックをもらいダウン。ストップ寸前まで追い込まれたが、立ち上がると逆に打撃で猛攻。壮絶な打撃戦の末に判定勝ちで勝ち上がったが、激闘の代償で顔面を骨折。準決勝のマイロン・サントス戦は、事前のドクターの検診では出場に問題なしとされたが、コミッションのドクターから出場の許可が降りず棄権に。しかし初戦の激闘も評価されたか、ワンマッチで出場のチャンスを得た。バックボーンはコンバットサンボ。9勝2敗の27歳。

イギリスのフレッシャーはチーム・シェフチェンコフェザー級ドラフト3位。トーナメントは初戦で決勝に勝ち進んだカーン・オフリと対戦し、1Rにテイクダウンからのパウンドで劣勢となり、2Rには背中に乗ってのチョークでチャンスを作るも、下に落とされて判定負け。ケージウォーリアーズでは8勝1敗で、唯一の敗戦はバンタム級王座決定戦でのKO負け。TUFではフェザー級で出場しているが、デビューからずっとバンタム級で戦っている。8勝1敗の26歳。

シングルレッグに入ったラマスカにフレッチャーは鉄槌連打。ラマスカ引き込んでガードを取る。インサイドからパウンドを落とすフレッチャー。ハーフにしたが、ラマスカブリッジ返しでスイープして上を取り返す。フレッチャーそこからタックルに入りまた上を取り返すが、ラマスカが鉄砲でまた上を取り返す。またタックルに入るフレッチャーに横三角。足の位置がずれていて頸動脈は絞まっていない。がぶりの体勢になり立ったラマスカ。スタンド。フレッチャーパンチからタックル。テイクダウン。ハーフからパウンドを落とす。残り1分。パウンド・ヒジを入れながらパスしていく。また下から首を抱えようとしたラマスカだが、フレッチャーマウントに。鉄槌・パウンド。ホーン。

1Rフレッチャー。

2R。フレッチャーまたタックル。ボディロック。カンヌキでこらえるラマスカだが、フレッチャーがオクタゴン中央で後方に倒しテイクダウン。即マウント!パウンドを入れる。ブリッジで返そうとするラマスカに肩固め。サイドに出て絞める。タップアウト!

TUFでは一回戦負けのフレッチャーが下剋上勝利。

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