PANCRASE348:第5試合・山口怜臣 vs. 荒田大輝

ネオブラバンタム級決勝戦

山口はIMMAFの世界Jr.選手権で2018・2019年に準優勝(優勝は元UFCムハンマドモカエフ)。昨年12月にプロに転向したが、安藤武尊にスプリット判定負け。今年はネオブラから出場し、一回戦・準決勝はボディロックからテイクダウン→押さえ込みの展開で判定勝ち。24歳。

荒田は若い才能が集まるパラ八所属。昨年のプロデビュー戦は腕十字で一本勝ち。ネオブラ一回戦はチョーク、準決勝は判定で勝利し、現在プロ3連勝中。バックボーンは柔道。メイウェザー vs. 天心を見てMMAを始めた(なぜ?)とのこと。20歳。

ジャブを突く荒田。詰めてきた山口にタックル。クラッチすると投げた。しかし抑え込ませずに立った山口。離れると左がヒット。荒田一瞬ぐらついた。ケージに押し込むy間口。荒田内股で投げを狙う。離れた。詰めてきた山口。荒田タックル。切った山口。荒田そのままケージに押し込もうとするが、入れ替えた山口。腹にヒザ。カーフの蹴り合い。パンチで出た山口にカウンターのタックル。しかし反応して切った山口。また四つから腹にヒザ。離れた。荒田飛びヒザ。またタックル。受け止めた山口だが、荒田ケージに詰めてボディロック。豪快に投げた荒田。ハーフ。山口起き上がりタックルから立ち上がる。荒田ギロチン。しかし引き込んで絞めるタイミングで回転して上になった山口。立った。パンチで出る山口。ホーン。

一者荒田、二者山口。

2R。出る山口。カーフを蹴られた荒田がタックルに入るが切られる。山口カーフキック。効いている。しかし右を合わせた荒田がダウン奪取。パウンド。山口が起き上がってくると首を抱えた。ダースチョークを狙える体勢だが立って離れた山口。山口またパンチで出る。荒田のタックルをがぶるが、荒田そのままケージに押し込みボディロックからバックに回る。仰向けにしてシングルバック。四の字バックに切り替えた。2R残り半分。バックから殴っていく荒田。足のロックが外れない山口。向き直れず背中の荒田にパンチを入れる。荒田はバックキープしながら殴っていく。反転させない荒田。チョークを狙う。防いだ山口だが荒田また殴っていく。残りわずかでマウントに移行。立ちに行く荒田にパンチを入れた。ホーン。

2R三者荒田。

3R。山口が自ら組みに行く。腹にヒザを入れる。離れた。また組んだ山口がケージに押し込む。投げを狙う荒田。離れる。荒田またタックル。がぶった山口はクラッチさせずに切って離れる。スタンドに。カーフ。右ボディ。左とヒット。ワンツーを顔面に入れた。またタックル。切った山口が腹にヒザ。投げを狙う荒田だがこらえた。離れる。またカーフを蹴る山口。ワンツー。飛びヒザを狙った荒田。四つから山口腹にヒザ。荒田またタックル。しかしクラッチさせずに切った山口。またタックル。切った。さらにタックル。受け止めてケージに押し込んだ山口。ダブルレッグで倒した。ハーフ。消耗している荒田。山口はパウンド・脇腹にヒザ。残り30秒。下からキムラを取ろうとしたがパンチを入れる山口。タイムアップ。

29-28荒田、29-28山口×2のスプリットで山口がネオブラウィナーに。今年のネオブラMVPも受賞。

レベルが高い試合だった。荒田も2Rにダウンを奪いチャンスを作ったが、3Rは消耗してタックルに行ってもクラッチできなかった。

タイトルとURLをコピーしました