身長189㎝、リーチ198㎝と、フェザー級の大巨人・ウッドソン。直前の代役でUFCと契約したジュリアン・エローサには、リードしているところからギロチンに捕まってまさかの逆転負けを喫したが、UFCでの負けはその1試合のみで、現在1分けを挟んで5連勝中。前戦は元ランカーのアレックス・カサレスとの対戦で、距離を取りながらの打撃でリードしての判定勝ち。しかし手堅い内容がUFCに気に入られなかったのか、今回もノーランカーとの対戦に。32歳。
メキシコのパディーヤはウッドソンが敗れているエローサにUFCデビュー戦で1RKO勝ち。2戦目はカイル・ネルソンに打撃のヒット数で劣勢となり判定負け。前戦はDWCSからのUFCデビュー戦となるルイス・パフエロとの対戦で、立ち際にダースチョークを決めて一本勝ち。ウッドソン同様、長身のストライカーで、10th Planetで寝技も学んでいる。試合後には麦わら帽子を被り、ONE PIECEのルフィのギアセカンドのポーズをキメるのが恒例となっている。27歳。
ジャブを入れたウッドソンだがパディーヤがパンチで出る。が、スリップ。上になるウッドソン。パディーヤ下からラバーガード。オモプラッタ。腕を抜いて立ったウッドソン。スタンドに。パディーヤが出ていく。ケージを背負ったウッドソン。パディーヤケージに詰めてヒジ。さらにパンチの連打。距離を作らせないパディーヤ。ウッドソンちょっと嫌がっている。しかしケージから抜け出すと右をヒット。パディーヤまた詰めていく。ケージに詰まらずパンチを入れるウッドソン。右がヒット。ウッドソンのカーフキックでバランスを崩し倒れたパディーヤ。また詰めていくがウッドソンのパンチを貰う。首相撲からヒザを出したがスリップ。付き合わず立たせたウッドソン。前に出るパディーヤにパンチを当てていく。ワンツーがヒット。パディーヤも出ていくが、ジャブで首がのけぞる。ウッドソンの右アッパーから左フックがヒット！さらに詰めてワンツーを打ち込むとパディーヤ仰向けにダウン！パウンド！残りわずかだったがレフェリー割って入りストップ！
リーチの長いストライカー同士の対戦だったが、ウッドソンが打撃のスキルで上回り、1分を挟んで6連勝。さすがにもうランカーと当てて欲しい。
パディーヤもケージを背負わせてからの打撃でチャンスを作る場面はあったが、離れた状態の打撃の技術に差があった。
