【UFN182】ジカ・チカズ、絵にかいたような左ミドル→左ハイでシモンズから初回KO勝ち

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ(ジョージア)
Def.1R3分51秒by TKO
ジェイミー・シモンズ(米国)

イアン・ハイニッチがCOVID19検査で陽性となったため、ブレンダン・アレンとのミドル級戦に代わりメインカードに昇格したフェザー級戦。左ジャブを伸ばすチカズはスイッチし、すぐにオーソに戻して右ハイを蹴っていく。組んだシモンズはツーオンワンに拘るが、チカズは離れてサウスポーから左ミドルを蹴り込む。続いて左ジャブを当て、シモンズは距離を詰めることができない。ボディに反応し、腹を守ったシモンズは、左ジャブを受けたタイミングで組んでケージへ。

チカズは両ワキを差されたが、小手投げを仕掛けて離れることに成功する。ここでシモンズは右を当ててダブルレッグ、切られそうになると離れてヒザを突き上げる。非常に落ち着いて戦うチカズが左ミドル、続く左ハイで狙い通り頭部に蹴り抜き倒れたシモンズにパウンドをまとめTKO勝ちを決めた。

「この瞬間を待っていたので、とにかく楽しんだよ。このKO勝ちで、ジョージアの家族にスペシャルなニューイヤープレゼントを贈ることができる。12月、今回の試合を欠場したジェレミー・スティーブンスとコ・メインで戦いたい」と勝者は話した。


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