ミドル級。
ミドル級でランキング手前くらいの位置まで行っていたアルヴィーだが、体重オーバーしたことからライトヘビー級に転向。転向後2連勝したものの、そこから4連敗。後がなくなった前戦では、第2試合に出場したジョン・ダウンと対戦し、2Rまで優勢に試合を進めていたものの、3Rに肘でダウンを奪われ、なんとか凌ぎきってスプリットドロー。ギリギリ生き残ると、今回は元のミドル級に落としている。ハードパンチャーのストライカー。
マルケスはUFC2勝1敗で、負けた相手はアレッシオ・デ・キリコ。ローカル時代はライトヘビー級で、コンテンダーシリーズに出場するに当たりミドル級に落としているが、デ・キリコ戦では体重オーバーしていた。8勝はすべてフィニッシュ勝利で、KO勝ち6つに一本勝ちが2つ。タックルへのギロチンが得意技で、UFCでの2勝はいずれもそのギロチン及びギロチンから切り替えたアナコンダチョークでの勝利。
プレスしていくマルケス。ケージ際まで後退したアルヴィー。しかしマルケスも間合いに入らず見合いが続く。アルヴィーワンツーを放つが遠い。マルケスの右がヒット。また右。マルケスがパンチで出てくるところにアルヴィーもパンチを振り回す。また右がヒット。ちょっとぐらついたアルヴィー。さらにまた右。アルヴィー常にケージを背負わされている。残り1分。アルヴィーけっこうパンチを貰っているが打ち返していく。ホーン。
1Rマルケス。
2R。またプレスしていくマルケス。アルヴィーの右がヒットしたが下がらない。ケージを背負ったアルヴィーにラッシュするマルケス。ついにヒットし膝をついたアルヴィー。パウンド連打。アルヴィーシングルレッグでしのごうとするが、マルケスがバックに回りチョーク。アルヴィー落ちた!
マルケス完勝。アルヴィー、ミドル級では前回までとくらべて絞れていたが、6戦連続で勝ち星なしではさすがにリリースだろう。