【写真】初代Combate Gフライ級王者となったエドガー・チャイレスとプロモーターのキャンベル・マクラーレン (C)COMBATE GLOBAL
9日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのユニビジョン・スタジオでCombate Globalの第1回大会が開催されている。
Combate Globalは2013年12月の活動開始より、6年3カ月で56度の大会開催実績を誇るCombate Americasが装いも新たに、ニューブランドとして活動を再開したプロモーションになる。
Combateでは昨年2月のテキサス州ツーソン大会以来、3月のメキシコシティとサンアントニオ大会がコロナ・パンデミックでキャンセルされ、一度は8月28日にフロリダで活動再開をアナウンスしていたが、結局はその大会と続く9月のイベントも中止になっていた。
以来、音沙汰がなくなっていた同大会が4月7日(水・同)にCombate Globalとして第1回大会を行うことを発表。このリニューアルの裏では、米国のスペイン語放送チャンネルの大手ユニビジョンと年間30大会5年間という超大型の契約が結ばれている。
TNTによるONEのプライムタイム中継宜しく、コロナ時代のMMA中継スパニッシュ版の同大会。イベントは5試合で超コンパクト、ユニビジョンのスタジオで無観客の収録マッチとして実施される。
また、ユニビジョンの主な番組供給源となっているメキシコのテレビサと、ユニビジョン系スポーツチャンネルであるTUDN USAと3局体制でライブ中継がなされる。
記念すべき第1回大会のメイン=Combate G北米フライ級王座決定戦ではメキシコ・ティファナのエドガー・チャイレスが、AKA所属のメフィ・モンテロッソと対戦した。
序盤からオーソのチャイレスが、サウスポーのモンテロッソに右ミドルを入れ、パンチにつないで優位に試合を進める。2R開始直後にオーソに構えたモンテロッソに対し、スイッチしたチャイレスが左ミドルを蹴り込み、ダウンを奪ってパウンドの追撃でTKO勝ち(2R0分50秒)──初代Combate Global 北米フライ級王座に就いている。
コ・メインはバンタム級戦でチーム・オーヤマ所属のヒアニ・バスケスが、同じくメキシコのダヴィッド・マルチネスにスプリット判定勝ち。
メインカード・オープニングとなった女子122ポンド契約マッチではラウラ・ガヤルドが、ジェシカ・ヴァルガスがマウントを奪うなど圧倒し判定勝ちを収めている。
UFCやコンテンダーシリーズにも多くの選手を輩出してきたCombateが、新装開店となりラテン系の人材を送ることができれば、大きな核が北米MMA界に生まれることとなる。
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