UFC on ESPN39:第2試合・ケネディ・エンジーチュクー vs. カール・ロバーソン

ライトヘビー級。

ナイジェリア出身のエンジーチュクーは、キャリア2戦でコンテンダーシリーズに抜擢されたことがある(判定勝ちしたがUFCと契約ならず。翌年のコンテンダーシリーズで勝利しUFC契約)。UFC初戦は下攻め王・ポール・クレイグ相手に打撃でリードされていたが、3R三角に捕まって逆転負け。その後ニュージーランドキック王者のカーロス・アルバーグにKO勝ちするなど3連勝したが、そこから2連敗。スタンドで様子見しすぎて手数が少ないのと、グラウンドに穴があるのが欠点。

前戦からライトヘビー級に上げたロバーソンだが、初戦はストライカーのカリル・ラウントリーJrに2RKO負け。ミドル級から通算で3連敗中。負けた5敗はすべてフィニッシュ負け。13歳からボクシング・キックのトレーニングを行っているが、高校時代は野球部だった。

長身・リーチが長いエンジーチュクー。ローを放ったがローブロー。再開。ロバーソンシングルレッグ。がぶったエンジーチュクーだがロバーソン放さず。ケージ際でクラッチしたが、脇を差し替えしたエンジーチュクー。ボディロックから外掛けテイクダウン。ハーフバック。チョークを狙う。外したロバーソンだがなおもハーフバック。正対して立ったがすぐ倒される。エンジーチュクーパウンド。またハーフバック。背中につけていないが、何度もチョークを狙っていく。決まらず。ロバーソン立ったがエンジーチュクーはスタンドバック。ロバーソン残りわずかで正対したもののホーン。

1Rエンジーチュクー。

2R。パンチで間合いを詰めてケージを背負わせたエンジーチュクー。そこにタックル。テイクダウン。またハーフバック。バックからパウンド。ロバーソン立とうとしたがすぐに倒される。両足またいでレッグマウントにして殴る。どうにか足のロックを外したロバーソンだが、またハーフバックにして殴る。正対するが上から体重をかけて立たせない。残り1分で立ったが、体重をかけられ膝をつく。またハーフバック。何度もチョークを狙っているがこれは決まらず。しかし上を制したままホーン。

2Rエンジーチュクー。終了後、コーナーに戻る際に足を引きずっているロバーソン。痛めているのか?ドクターのチェックなどはなし。

3R。打撃で出るエンジーチュクー。ロバーソン後退してケージを背負ったところでタックルに入るエンジーチュクー。マウントにして完全に寝かせた。背中を向けたところにチョーク。正対したロバーソンだがまだマウント。今度は肩固め。ロバーソン心が折れそう。背中を向けたところで強烈な肘連打。レフェリーストップ!

連敗していたエンジーチュクーだが、グラップリングが強化され生まれ変わったところを見せての勝利。

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