【写真】15日大会で再注目のカードだっただけに残念だ (C)Zuffa/UFC
ブラジル勢及びフロリダ在住ファイターやコーチ達の新型コロナウィルス感染が続く、UFC。11日(土・現地時間)のUFC251に続き、UAE・アブダビのヤス島=ファイトアイランドで15日(水・同)に行われる予定のUFC Fight Night大会で、フランキー・エドガーと対戦予定だったペドロ・ムニョスの陽性が判明した。
この件もまだUFCからオフィシャルの通知はないが、対戦相手のエドガーが、“Sorry to hear you had a positive test @PedroMunhozmma wish you a speedy recovery let know as soon as you’re ready to scrap, I’ll be waiting”──ペドロ、君が陽性だったことを聞き、残念でならない。すぐに回復し、少しでも早く戦える準備ができるようになることを待っている──とツイートした。
MMAPLANETでは日本時間の日曜日の早朝にムニョスにインタビュー予定だったが、直前になり「ラスベガスで1日過ごすので、その時の方が時間もあるからリスケしてほしい」というメッセージを得ていた。その後ムニョスからの連絡が途絶え、エドガーのツイートと前後するタイミングで関係者に確認すると彼の陽性の言質がとれた。
これで15日のイベントではヴィニシウス・モレイラとアンデウソン・ドス・サントスに続き3選手目の陽性反応で、加えてマリナ・ホドリゲスが本人は検査で陰性だったが、セコンドが陽性のため欠場が決まっている。大会でのクラスターが起こらないよう、幾重にも張り巡らされた水際対策だからこそ感染者が確認できるという風に捉えることができるが──、これがニューノーマルUFCということか。