PANCRASE346:第5試合・山口怜臣 vs. 宮城成歩滝

ネオブラバンタム級準決勝

IMMAFではJr時代にムハンマドモカエフのライバルだった山口(2018・19年と2年続けて決勝で対戦)。しかし昨年9月のプロデビュー戦では安藤武尊にスプリット判定負け。今年はネオブラに参戦し、一回戦はUNITED GYM TOKYO宮下から1Rにバックを奪われたものの、2R以降はグラウンドで上を取り判定勝ち。24歳。

宮城は昨年のパンクラスデビュー戦、今年のネオブラ一回戦・二回戦とすべてKOで勝利。右のパンチが武器。26歳。

サウスポーの山口にオーソドックスの宮城。詰める山口。タックルに。ケージを使って立とうとする宮城。パンチを入れて抵抗しながら立った。なおも放さずにテイクダウンを狙う山口にパンチを入れていく。山口ダブルアンダーフック。差し返して離れた宮城。左右のパンチで出たが、山口再びタックルに。離れた。宮城飛び膝。さらにバックスピンキック。山口は宮城の飛び膝の着地にタックル。受け止めた宮城だが、山口再びタックルでテイクダウン。残り1分半。寝かせてパウンドを入れる山口。残り5秒で立った宮城。ホーン。

1R一者山口、二者宮城。

2R。山口タックルからケージに押し込む。宮城離れた。プレッシャーを掛ける山口。またタックルでケージに押し込む。ボディロックからテイクダウン。寝かせてハーフに。押さえ込みながらパウンドを入れる山口。宮城下から動けないが、下から殴っていく。ホーン。

2R三者山口。

3R。間合いを詰めた山口がタックルへ。パンチで抵抗する宮城。離れた。山口の左がヒット。宮城スリップ気味に倒れた。すぐ立つ。宮城がテンカオを放ったが、山口がタックルを合わせてテイクダウン。ボディロックする山口だが、宮城立って離れた。宮城またテンカオを打ち込むが、山口組み付いてケージに押し込む。離れた。宮城が逆にタックルを見せたが、山口が首を抱えてがぶると振って投げてテイクダウン。マウントを狙う。ハーフにした宮城だが、山口はヒジを落とすと足を抜いてパス。サイドに。マウントを取りかけた山口だが、自らハーフに戻した。押さえ込みながらパウンドを入れ続けタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0で山口勝利。

決勝は山口 vs. 荒田に。

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