UFC307:第4試合・セザル・アウメイダ vs. イーホル・ポティエリア

ミドル級。

アウメイダはメインでタイトル防衛戦を行うアレックス・ペレイラにキック時代1勝2敗の戦績を残している。しかし34歳からの遅いMMA本格転向で、打撃は強いがMMAへの適正にはまだ難がある。UFCデビュー戦はケージでテイクダウンをこらえながら打撃を打ち込み、パウンドでKO勝ちしたが、前戦は元ランカーのロマン・コプィロフ相手に簡単にテイクダウンを奪われ、リカバリーもできないことを露呈してスプリット判定負け。今回はアレックス・ペレイラとトレーニングしてきたとのことだが、ペレイラと同じ元キック世界王者とはいえ、年齢的にもUFCでトップに立てるかは微妙なところ。36歳。

ティエリアはUFC2勝4敗。2勝の相手は引退試合のショーグン戦と、UFCデビュー戦のロベルト・プリチェック戦。前戦はUFCブラジル大会で、ミシェウペレイラにバック宙パスガードからのギロチンで一本負け。パスガードの際、ペレイラの膝がニードロップとなり顔面にも当たっていて物議を醸したが、裁定は変わらず。28歳。

積極的に打撃を出していくポティエリアアウメイダは様子見。ボディへのジャブから右ミドル。飛び込んでワンツーを入れるポティエリアに右フックを返したアウメイダ。ポティエリアタックル。ケージに押し込んだ。引き剥がして離れるアウメイダ。右ミドルから右オーバーハンド。さらに詰めると組みに来たポティエリアを引き剥がす。しかしポティエリアまたタックル。また引き剥がしたアウメイダ。ポティエリアの蹴りをキャッチして逆にテイクダウンを狙ったアウメイダだが、無理せず放す。右を入れたアウメイダ。徐々に手詰まりになってきたポティエリアアウメイダカーフキック。ポティエリアタックル。ケージ際でテイクダウンしたが、アウメイダすぐにケージを使って立つ。スタンドバック。クラッチを切って離れたアウメイダ。ホーン。

1R打撃で上回ったアウメイダのラウンド。

2R。またミドルで攻めるアウメイダ。ポティエリアワンツー。詰めてきたアウメイダ。組もうとしたポティエリアだが引き剥がされる。その際アイポークがあり、アピールしたポティエリアだが、レフェリー見ておらず続行。が、直後にアウメイダのボディブローが金的に入り、結局タイムストップ。再開したが、すぐにまたアウメイダの指がアイポークに。またストップ。

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