ライト級。
ムラーキーは昨年10月の地元オーストラリア大会でデビューして以来、1年ぶりの試合。初戦はニュージーランドのブラッド・リデル相手に一瞬パンチを効かせた他は一方的な内容で判定負け。
フランスのジアムもまた昨年9月のUFCデビュー戦で敗れて以来の試合。キックのキャリアがありISKAのタイトルを獲得している。UFCデビュー戦はケージに押し込まれ続けると、その先の展開がまったくなく判定負け。
ジアムの蹴りをキャッチしたムラーキーがタックルへ。尻クラッチしてテイクダウン成功。入れ替えて逆に上を取ったジアム。パウンド。起き上がってきたムラーキーをギロチンに抱えるが、立たれて離れる。離れて打撃を入れていくジアム。ムラーキーがパンチで出るが距離をキープしてカウンターを入れる。今度はジアムがシングルレッグ。テイクダウン。立ち際にバックを取ると投げた。ムラーキー立って正対し投げを狙うがジアムこらえる。ホーン。
1Rジアム。
2R。ムラーキーがまた出ていく。組んで押し込むが倒せず離れた。パンチで出るムラーキー。ケージを背負ってサークリングするジアム。飛び膝。キャッチしたムラーキーがタックルに入るが倒せず。膝を入れて離れるジアム。また組んで押し込むムラーキーだがジアムは入れ替えて離れる。ムラーキーまたタックル。今度はテイクダウン。バックを取らせて立つジアム。立ち際にまた尻クラッチしてテイクダウン。ハーフで押さえ込む。ガードに戻したムラーキー。パウンド。足を抜いてマウントになった瞬間に反転したジアム。バックマウントを取られるが、股下から抜けて立った。組んだジアムが投げを狙ったがスッポ抜けて下になったところでホーン。
2Rムラーキー。
3R。詰めてくるムラーキーにパンチを入れるジアムだが、そのまま組まれてタックルに入られる。なんとかこらえたジアムが逆にタックル。が、切られたところにムラーキーが逆にタックル。テイクダウン。ケージを使って立とうとするジアム。キムラに抱えたが外された。立った。ムラーキーがテイクダウンを狙うがこらえるジアム。足をかけて倒した。マウントを狙う。ハーフになったが押さえ込むことに成功。足を抜いてサイド。マウントを狙ったがその瞬間に反転して上になるジアム。バック。スイッチして抜けたムラーキーだが、さらにバックを取ったジアムがパウンドを入れる。タイムアップ。
3Rは微妙。テイクダウンと押さえ込んでいた時間の長さではムラーキーだが、ジアムのパウンドの方がダメージは与えていた。
三者29-28でジアム勝利。
終わった瞬間から勝利をアピールしていたムラーキーは不満な表情だが、十分あり得る判定。
Fares Ziam def. Jamie Mullarkey :: UFC on ESPN+ 38 :: MMA Decisions
メディアのジャッジは上になっていた時間が多いムラーキー支持の方が多かった。