11月21日に大阪城ホールで開催する『RIZIN.25』に出場する朝倉未来と白川陸斗が公開練習を行いました。
【RIZIN】朝倉未来が公開練習でまさかの自分の癖を暴露「それは斎藤選手に伝えておいてください」(ゴング格闘技)
驚くことに「(YouTubeの格闘家とのコラボ動画に)自分の癖も出ていましたね。そこを分析してくれたら面白い試合になるんじゃないかな。マススパーリングとガチの試合は違うので、マスでガチの癖が出ているかは分からないですけれど。今までの試合を見てもらえれば自分の癖があるかもしれないですね。左のローキックから入りやすいので、それは斎藤選手に伝えておいてください」と、なんと自分の癖を斎藤に教えておいてくれとコメントした。
その自信の根拠は「全部自分が優っていると思います。寝技も組みも打撃も全部俺の方がちょっとずつ強いと思っています。やってみないと分かりませんが、自己分析というか。斎藤選手の試合を見て自分の試合を見てそう感じますね」との分析から。
「打撃は差があるのかなと思っていますが、総合はいろいろなものが混ざり合うので、打撃の差が凄く離れていてもタックルと思わせての打撃が入っちゃったりすることもあるので。分からないですけれど、打撃のみで戦ったら凄い差があると思います。ちょっとずつかはどうかも試合をしてみないと分からないですけれどね」
【RIZIN】朝倉未来、UFC挑戦も「できるならしたい気持ちはあります」vs世界用に空手の技も(ゴング格闘技)
また、ケージを設置するジムが作られることも明らかになっており、弟・海と共に世界を見据えてさらに上を目指していくのかとの質問には「弟がアウトサイダーの時もそうですが、UFCでチャンピオンになれるって自分を信じているので。俺もUFCの試合を見ていても、マックス・ホロウェイの試合を見ていてもぶっちゃけ戦いたいと思うんですよ。シンプルに。そんなに差があるとは思えない。そういう夢を追うのもありかなと思っています。RIZINとの契約があるので簡単には言えませんが、挑戦できるならしたい気持ちはあります」と、UFCに挑戦したい気持ちもあると明かした。
【RIZIN】朝倉未来が「今回ファイトマネーが今までの半額くらい」それでも戦う理由とは(ゴング格闘技)
朝倉と言えばYouTuberとしても大成功を収め、チャンネル登録者数は161万人(11月12日現在)。自ら月収が4000万円以上あることを明かしている。
そのYouTubeでの収入とプロ格闘家としてのファイトマネーに差が生まれ、モチベーションに影響するのではと聞かれた朝倉は「それ、全く関係ないですね。格闘技でお金は稼げたら稼げるだけいいんですけれど、僕の中でお金を稼ぐのと格闘技の強さの証明は全く別もので。僕は今回ファイトマネーが今までの半額くらいでやっていますからね。(格闘技をやるのは)強さの証明と本当に格闘技が好きだからですね」と、YouTubeと格闘技は全く別の目的でやっていると答えた。
【RIZIN】朝倉未来と共に参戦の白川、朴光哲戦に向け「僕が沈めて引退させてやろうと思います」=11月21日(土)大阪(ゴング格闘技)
前々日の公開練習では朴が、「常に最後のチャンスだと思って頑張りたいと思います。上手く行かないことばっかなんですけど、だからやめられないっていうか、ハマっちゃう部分があるんですけど。いい加減ね、結果とか、自分が理想に近づかないとダメかなと、せっかく試合に出してもらっているので。でももう一回だけ、チャンスをお願いしますって感じで。アレじゃあ可愛そうなんで、僕が」と、現役の最終章に向けて逡巡した思いを語っている。
その言葉に白川は、「朴さんは前回、判定(負け)でちょっとヌルい試合をして、あのままじゃ引退し切らんところがあると思うんですよ。だから今回、朴さんも気持ちいいくらいのバッチバチの試合をして、僕が沈めて引退させてやろうと思います」と引導を渡すつもりであることを語った。
斎藤裕も公開練習を行いました。
【RIZIN】朝倉未来の「癖を伝えて」に斎藤裕「ありがとうございます」「乱されることはない」=11月21日(土)大阪(ゴング格闘技)
元修斗世界バンタム級王者の上田将勝を相手に、3分1Rのグラップリングの打ち込みを披露した斎藤は、その後の囲み取材で、朝倉未来からの「自分は左ローから入ることが多いと伝えて」の言葉に、「ありがとうございます」と笑顔。試合前の煽り言葉のやりとりに「自分を乱すことはない」と語った。続きを読む・・・
相手より上回っている点を「根性」という斎藤は、「格闘技に関しては、練習も試合もほんとうに嘘が無くやってきたつもり。これまでやってきたことに自信を持って当日は試合に臨める」と、落ち着いた表情で語った。