UFC257:第6試合・アルマン・ツァルキャン vs. マット・フレヴォラ

ライト級だったがツァルキャンが1ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

もともとはフレヴォラ vs. オットマン・アツァイター、ナスラット・ハクパラスト vs. ツァルキャンのカードだったが、計量当日にハクパラストが体調不良で欠場が決定。アツァイターはUFC2連続秒殺KO勝利していたが、許可されていない外部の人間をファイトアイランド内に呼び込んだとしてリリースされている。結果、残ったフレヴォラとツァルキャンが急遽対戦することに。

ツァルキャンはUFCデビュー戦はイスラム・マカチェフに敗れたが、そこから2連勝中。まだ24歳。ジョージア出身でロシア在住。

昨年、3回試合が組まれていたが、すべてキャンセルとなったフレヴォラ。1年3ヶ月ぶりの試合に。UFC2勝1敗1分けで、現在2連勝中。初戦は無駄にアグレッシブに攻めるスタイルでスタミナ切れしていたが、連敗して以降はテイクダウンから固める手堅いスタイルになっている。

レヴォラの蹴りに合わせたタックルでテイクダウンしたツァルキャン。立ったフレヴォラにしつこく食らいついていく。また倒した。ケージで立つフレヴォラ。ツァルキャンが四つから足をかけてテイクダウンを狙うが倒せず。離れた。パンチで出るツァルキャン。フレヴォラ回転肘。ツァルキャンパンチからタックル。フレヴォラが投げで返したが、ツァルキャン倒されずに上を狙う。フレヴォラも立ってスタンドに。ツァルキャンが打撃で出る。ジャブ。フレヴォラも出ていくが、ツァルキャンがカウンターの肘をヒット。残り1分。やや大振りのフレヴォラ。間合いを詰めてミッがヒット。さらにパンチからタックルに入るが切られた。ホーン。

1Rは打撃のヒットでツァルキャン。

2R。ツァルキャンがパンチからタックルへ。レッグマウントを狙う。ケージで立った瞬間にまた倒した。今度は寝かせることに成功。フレヴォラのガード。立ち上がってパウンドを落とすツァルキャン。フレヴォラは後転して立ったが、ツァルキャンなおもボディロック。またテイクダウン。シングルレッグマウント。細かいパンチを入れる。肩足を取られたまま立ったフレヴォラだが、ツァルキャンが軸足を払ってテイクダウン成功。ツァルキャンが首を狙うとフレヴォラが下になってディフェンスするがサイドを取られる。なんとかハーフに戻す。ツァルキャンは肩固めを狙うが時間がない。トップキープしてパウンドを入れるツァルキャン。ホーン。

2Rツァルキャン。

3R。前に出てきたフレヴォラだがツァルキャンがタックルでクリーンテイクダウン。しかし今度は抑え込まれる前に立った。ツァルキャンが間合いを詰める。シングルレッグ。倒した。フレヴォラがクローズドガードからギロチンを狙ったが外れた。後転して亀になったフレヴォラにギロチン。回転して抜けて立った。が、ツァルキャンタックルからテイクダウン。バックマウント。チョーク。反転して抜けたがまた亀に。サイドへ移行。フレヴォラはもう凌ぐのみか。クォーターマウント。ハーフバックになりチョークを狙うが正対し外した。タイムアップ。

30-27×2、30-26の3-0でツァルキャン勝利。序盤はタックルを切って凌いでいたフレヴォラだが、徐々に差がついていった。

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