UFC on ESPN+41:オッズ/予想と展望

ポール・フェルダー 2.65
ハファエル・ドス・アンジョス 1.53
アブドゥル・ラザク 1.42
ケイオス・ウィリアムズ 3.00
ジュリアン・マルケス 1.32
サパルベク・サファロフ 3.55
エリク・アンダース 1.80
アントニオ・アロヨ 2.05
ブレンダン・アレン 1.83
ショーン・ストリックランド 2.00
ケイ・ハンセン 1.44
コーリー・マッケナ 2.85
アシュリー・ヨーダ 2.35
ミランダ・グレンジャー 1.65
アレックス・モロノ 1.59
リース・マッキー 2.50
ホセ・キニョネス 2.25
ルイス・スモルカ 1.69
ランダ・マルコス 2.60
村田夏南子 1.54
ジェラルド・デ・フレイタス 2.25
トニー・グレーブリー 1.69
ドンテイル・メイエス 1.43
ロッキー・マルティネス 2.95

メインは元ライト級王者RDAことハファエル・ドス・アンジョスのライト級復帰戦。

ライト級ではアンソニー・ペティスに勝ってタイトルを獲得したが、エディ・アルバレスに序盤の打ち合いでパンチを貰ってKO負けでタイトルから陥落すると、次戦でトニー・ファーガソンに判定負けしたのを機にウェルター級転向。いきなり3連勝したが、暫定王座決定戦でコルビー・コビントンに判定負けするなど、そこから1勝4敗(勝った相手はその試合のみライト級から上げてきたケビン・リー)。ライト級時代は5回以上テイクダウンを奪われたのはヌルマゴメドフ戦のみだったが、連敗が始まってからの被テイクダウンは7・12・6・3・6と、グラウンドで下になって負ける展開が続いている。もともと体格的にライト級でも大きい部類ではないので、体格的不利も大きかった。

相手は当初ヌルマゴメドフのスパーリングパートナーでランキング12位のイスラム・マカチェフだったが、試合1週間前に感染症新型コロナウイルスではないとのこと)により欠場。代役として、より上位ランカーである8位のポール・フェルダーが対戦を受け入れた。

テコンドー・空手ベースのストライカーのフェルダーはUFC9勝5敗で、5敗のうち3敗はスプリット判定負け。前回も、2月に相手のフッカーの地元ニュージーランドで対戦し、打撃では互角に打ち合っていたが、5Rにテイクダウンを奪われたのが響いてスプリット判定負け。その前はエジソン・バルボーザとも互角に打ち合っている。

フェルダーにテイクダウンが無い分、RDAにとってはやりやすい相手。それ以上に、準備期間が短すぎるというのが、オッズでRDAが上回っている原因か。

RDA判定勝ち。

第3試合ではRIZINファイターでInvictaストロー級王者村田夏南子が念願のUFCデビュー戦。昨年8月の魅津希以来となる日本人のUFCデビュー。レスリン全日本選手権で2010年から6年連続ベスト4以上(2012年には優勝)の実績を引っさげ、2016年にRIZINMMAデビュー。フライ級契約で中井りんに敗れたのが唯一の黒星で、現在7連勝中。

当初はInvictaで浜崎朱加を破ったリヴィア・ヘナタ・ソウザと元Invicta王者同士の対戦が予定されていたが、村田の渡米後にソウザが負傷欠場。ベテランのランダ・マルコスに変更になった。

マルコスはこの試合でUFCストロー級での試合数が16となり、1位のアンジェラ・ヒルと並ぶ。ただし戦績は6勝8敗1分けと負け越し。ここ2戦も連敗中。レスリング・柔術がバックボーンだが、村田ほどの実績があるわけではなく、テイクダウンもよく許している。緊急の代役ということを差し引いてもオッズ通り村田優勢と見て間違いない。ただし、UFCでリリースされずに16試合もこなしているのだから、当然弱くはないはず。楽に勝てる相手ではない。

第1試合ではDEEPメガトン級王者のマルティネスが2ヶ月で早くも2戦目に臨むが、今回の相手は0勝2敗のレイエス。最近はコロナ禍での人手不足からか、連敗しても割と生き残ることが多いが、仮にリリースされなくても、この相手にも負けるようならUFCでの未来は絶望的。

第1試合開始は15日朝6時から。速報します。

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