UFC on ESPN18:第8試合・ジョシュ・パリジャン vs. パーカー・ポーター

ヘビー級。当初はこの試合がセミ前に組まれていたが、さすがにUFCデビュー戦 vs. 0勝1敗の試合はセミには出来なかったのか、前に組まれていたバエザ vs. 佐藤天の試合がセミに昇格している。

パリジャンは8月のコンテンダーシリーズでマウントパンチでKO勝ちしてUFCとの契約を決めた。一昨年のコンテンダーシリーズで勝利し、TUF28のヘビー級トーナメントに出場したが初戦でKO負け。その次の試合でも敗れたが、そこから6連勝中。31歳で13勝(10KO・2一本勝ち)3敗。

ポーターはローカル時代にジョン・ジョーンズと対戦し秒殺KO負けしているというキャリアがある。ヘビー級リミットギリギリという肉体が武器だが、初戦では同じデビュー戦のクリス・ドーカス相手に早々にパンチを貰い、ほぼ何も出来ないまま、パンチ連打で崩れたところに顔面に膝をもらってKO負けした。

ポーターがパンチ連打で出る。悪い意味でヘビー級っぽいもっさりとした打撃戦。ケージまで押し込まれたパリジャンが首相撲に捕らえて膝。ポーターはパンチを打ち込み抵抗。離れた。逆にパリジャンがパンチ連打を打ち込む。ヒットしたがポーターまた出ていく。早くも疲れが見えるパリジャン。1R半分でマウスピースを吐き出している。両者大振りのパンチで打ち合う。が、ポーターのパンチを貰って後退。パリジャンバックブロー。首相撲から肘。ポーターがパンチで出るとタックルへ。切られた。ポーターがパンチで出る。疲れているパリジャンも打ち返していく。テイクダウンを狙ったポーターだがスッポ抜けて下に。バックからパウンドを入れるパリジャン。ホーン。

1R前半パリジャン、後半ポーターだが、最後のパウンドもあってパリジャンか。

2R。ポーターのローでダウンしたパリジャン。ポーターギロチンにかかえてケージに押し込みながら絞めたが外れた。立たれる。離れた。右ハイを入れたポーター。パリジャンもスローなパンチで出る。入れ替えて離れ際にパンチを入れるポーター。スローモーションな打ち合い。四つからポーターテイクダウン。サイド。ハーフにしてパウンド。ストレートアームバー。アメリカーナに切り替え。腕一本で耐えているパリジャン。放してパウンドに切り替えるポーター。パリジャンの腕を膝で固定してパウンドを入れるが立たれた。大振りの打ち合い。ホーン。

2Rポーター。

3R。ポーターが打撃で攻めるのを凌ぐパリジャン。ポーターのパンチがほぼ入っているが、打たれ強いのか倒れない。バテバテでも手を出していくパリジャン。ポーターのタックルも切った。両者バテて、攻撃力が相手の耐久値を下回っているのか、ヒットしても倒せない打撃戦が続く。最後にパリジャンがケージに押し込むがタイムアップ。

30-26、30-27、29-28の3-0でポーター勝利。

まあセミにしなくて良かったという内容。

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