ライト級。マカチェフ14位、ドーバーはランク外。
マカチェフはヌルマゴの同門。コンバットサンボ世界王者で、UFC戦績は7勝1敗。アドリアーノ・マルチンスに序盤の打撃をもらってKO負けしたのがキャリア唯一の黒星。ランカーとの対戦がなかなか組まれず、ノーランカー相手の連勝でランキング入りしたが、ランカーになってからも2試合連続でノーランカーとの対戦に。強烈なテイクダウンが武器だが、前回はADCC王者のダヴィ・ハモス相手にタックルを切っての打撃で判定勝ち。しかしその後新型コロナの影響や自身の怪我で試合が繰り返しキャンセルとなり、1年半ぶりの試合となる。
ドーバーはUFCデビューから5戦は1勝3敗1NCだったが、そこから10戦は8勝2敗。KOでの勝利が多くなり、現在3連続KO勝ち・2連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト獲得と完全に覚醒している。昨年5月の前戦は、マカチェフと対戦予定だったアレクサンダー・ヘルナンデスと対戦し、パンチでどんどんプレスしスタンディング状態でKOした。
ロー、ジャブを入れていくドーバー。マカチェフシングルレッグ。切れずに倒されたドーバー。ハーフ。押さえ込む。絡まれた足を抜いていくマカチェフ。抜けてマウント。残り2分。またハーフに戻したドーバー。また足を抜いて今度はサイド。サイドからマウントへ。回転して反転しようとしたドーバーだが、マカチェフバックマウント。さらに反転するがついていってマウント。残りわずかで腕十字!体をまたいで防ごうとしたドーバーだが腕を伸ばされた。しかし足が首にかかっておらずギリギリこらえたドーバー。もう一度足を首にかけて極めに行くマカチェフだがドーバー立って腕を抜く。ホーン。
1Rマカチェフ。
2R。パンチで出るドーバーだがマカチェフシングルレッグ。ケージでこらえたが大内テイクダウンで倒されたドーバー。寝かされる。ドーバーケージを使って立とうとするが、両足を束ねて立たせないマカチェフ。腰を抱えるとレッグマウントに。ガードに戻したドーバー。インサイドからパウンドを入れるマカチェフ。肘。ドーバー背中をべったり付けて動けず。ホーン。
2Rマカチェフ。
3R。パンチで出ていくドーバーだが、マカチェフ組み付いて四つでクラッチするとテイクダウン。肩固め。ハーフのまま上腕で絞めるとドーバータップ!
まだ不完全な体勢だったがそれでも絞めが決まってタップアウト。