UFC on ESPN20:セミファイナル・ワーレイ・アウベス vs. ムニール・ラズィーズ

ウェルター級。ともにノーランカー。

UFC7勝4敗のアウベス。ギロチンが得意技で、元暫定王者のコルビー・コビントンにもギロチンで1R秒殺勝利している。前戦はコロナ前の2019年で、地元ブラジルで1Rから飛ばして攻めたものの、攻め疲れで2Rに失速し一本負け。

ラズィーズは昨年7月にUFCデビューしてまだ2戦目。北アフリカチュニジアから初のUFCファイターとなる。ドバイのシャウン&タム・カーン・ジムの所属で、ドバイで行われたBrave FCやUAE Warriorsに出場経験がある、言わばご当地選手。そのため2戦目でセミという扱いに。長身のストライカーで、MMA10勝中8KO勝利があるが、柔道エリートのアブドゥル・ラザクとのUFCデビュー戦は、燃費の悪いラザクが1Rにあっさりスタミナ切れして楽な展開での判定勝ち。まだ実力はつかめていない。

いきなり四つに組んだアウベスがケージに押し込む。肩パンチ。入れ替えたラズィーズ。離れたところにパンチを打ち込んでまた組むアウベス。払腰で投げてテイクダウン。ケージを使って立つラズィーズ。押し込んでくるアウベスに回転肘。離れるとアウベスが左ミドル3連打。ボディにもらったラズィーズが嫌倒れ。パウンド連打。頭を抱えて戦意喪失しているラズィーズを見てレフェリー止めた。

UFCの洗礼を浴びたラズィーズ。

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